【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜3月期のJR城端線 (高岡駅～城端駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.0万円/坪(10.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +14.4％( +4.2万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 33 件(１年前(2023年)に比べて -28.3％( -13件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 29.7年(昨年 33.7年から -11.8 ％減)。平均土地面積は 96.2 坪 (昨年 91.7 坪から +5.0 ％増)。平均建物面積は 63.0 坪 (昨年 50.1 坪から +25.6 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。砺波駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは砺波駅で昨年に比べ +10.3 ％、坪単価は 25.5 万円/坪となった。
上位 1 駅(砺波駅)は +10.3 ％(坪単価 +2.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(福野駅)は -25.8 ％(坪単価 -1.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2023年 33.7 年 → 2024年 29.7 年、-11.8 ％と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 ％ → 2024年 42.9 ％)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 5.0 ％ → 2024年 7.1 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2023年 22.5 ％ → 2024年 25.0 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった戸出駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.7万円/坪(13.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +5.1％( +2.2万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 5 件(１年前(2023年)に比べて -37.5％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった福野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.2万円/坪(1.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -25.8％( -1.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR城端線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 高岡駅 | 29.7万/坪 (36.7年/91.3坪) | 28.4万/坪 (32.9年/50.6坪) | 41.7万/坪 (28.6年/69.1坪) |
| 新高岡駅 | 74.4万/坪 (0.5年/68.1坪) | - | - |
| 二塚駅 | 2.6万/坪 (55.0年/49.9坪) | - | - |
| 林駅 | - | - | 52.9万/坪 (10.0年/87.7坪) |
| 戸出駅 | 45.7万/坪 (21.4年/66.6坪) | 43.5万/坪 (25.0年/116坪) | 71.1万/坪 (0年/65.8坪) |
| 油田駅 | 30.4万/坪 (29.0年/93.8坪) | 40.1万/坪 (20.0年/43.9坪) | 56.3万/坪 (14.3年/78.4坪) |
| 砺波駅 | 25.5万/坪 (5.0年/112坪) | 23.1万/坪 (40.0年/424坪) | 13.9万/坪 (51.0年/236坪) |
| 東野尻駅 | 25.4万/坪 (18.5年/213坪) | - | 12.7万/坪 (44.5年/49.2坪) |
| 高儀駅 | 35.1万/坪 (48.0年/46.9坪) | - | - |
| 福野駅 | 3.2万/坪 (0年/188坪) | 4.3万/坪 (58.0年/177坪) | - |
| 東石黒駅 | - | - | - |
| 福光駅 | - | 16.2万/坪 (45.5年/152坪) | 5.6万/坪 (50.0年/99.8坪) |
| 越中山田駅 | - | - | - |
| 城端駅 | - | - | 4.7万/坪 (52.0年/239坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
砺波駅 25.5 万/坪(昨年同期比 +10.3 ％)
砺波駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.5万円/坪(7.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +10.3％( +2.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 5.0年(昨年 40.0年から -87.5 ％減)。平均土地面積は 111.9 坪 (昨年 423.5 坪から -73.6 ％減)。平均建物面積は 68.1 坪 (昨年 151.3 坪から -55.0 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 40.0 年 → 2024年 5.0 年、-87.5 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 16.0 分 → 2024年 11.5 分、-28.1 ％と大きく減少)
福野駅 3.2 万/坪(昨年同期比 -25.8 ％)
福野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.2万円/坪(1.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -25.8％( -1.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 187.6 坪 (昨年 177.5 坪から +5.7 ％増)。平均建物面積は 56.0 坪 (昨年 65.8 坪から -14.9 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 28.0 分 → 2024年 6.0 分、-78.6 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示