【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年7月〜9月期の能勢電鉄妙見線 (光風台駅～妙見口駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 53.9万円/坪(16.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +27.1％( +11.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(１年前(2023年)に比べて -33.3％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 36.7年(昨年 28.2年から +30.1 ％増)。平均土地面積は 61.7 坪 (昨年 57.8 坪から +6.8 ％増)。平均建物面積は 36.5 坪 (昨年 33.7 坪から +8.2 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。ときわ台駅は、昨年から 10 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのはときわ台駅で昨年に比べ -5.8 ％、坪単価は 57.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(光風台駅)は +4.7 ％(坪単価 +1.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(ときわ台駅)は -5.8 ％(坪単価 -3.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 19.7 分 → 2024年 16.2 分、-17.7 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 57.1 ％ → 2024年 40.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 28.2 年 → 2024年 36.7 年、+30.1 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 14.3 ％ → 2024年 50.0 ％)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 14.3 ％ → 2024年 11.1 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となったときわ台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 57.7万円/坪(17.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -5.8％( -3.6万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 7 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった光風台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.8万円/坪(12.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +4.7％( +1.8万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 能勢電鉄妙見線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 光風台駅 | 39.8万/坪 (36.0年/68.8坪) | 38.0万/坪 (32.0年/63.5坪) | 43.1万/坪 (36.9年/66.9坪) |
| ときわ台駅 | 57.7万/坪 (36.2年/59.9坪) | 61.3万/坪 (18.7年/60.9坪) | 51.7万/坪 (30.9年/62.5坪) |
| 妙見口駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
光風台駅 39.8 万/坪(昨年同期比 +4.7 ％)
光風台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.8万円/坪(12.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +4.7％( +1.8万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 36.0年(昨年 32.0年から +12.5 ％増)。平均土地面積は 68.8 坪 (昨年 63.5 坪から +8.3 ％増)。平均建物面積は 46.1 坪 (昨年 39.7 坪から +16.2 ％増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 ％ → 2024年 100.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2023年 32.0 年 → 2024年 36.0 年、+12.5 ％と増加)
ときわ台駅 57.7 万/坪(昨年同期比 -5.8 ％)
ときわ台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 57.7万円/坪(17.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -5.8％( -3.6万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 7 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 36.2年(昨年 18.7年から +94.0 ％増)。平均土地面積は 59.9 坪 (昨年 60.9 坪から -1.8 ％減)。平均建物面積は 32.4 坪 (昨年 33.9 坪から -4.5 ％減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 18.7 年 → 2024年 36.2 年、+94.0 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 9.3 分 → 2024年 14.4 分、+55.4 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 16.7 ％ → 2024年 57.1 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 16.7 ％ → 2024年 28.6 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示