【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年4月〜6月期の北神急行 (谷上駅~新神戸駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 104万円/坪(31.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +90.8%( +49.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて -42.9%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 19.3年(昨年 33.1年から -41.9 %減)。平均土地面積は 29.1 坪 (昨年 62.0 坪から -53.0 %減)。平均建物面積は 29.5 坪 (昨年 52.5 坪から -43.8 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。谷上駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは新神戸駅で昨年に比べ +117.7 %、坪単価は 118 万円/坪となった。
上位 1 駅(新神戸駅)は +117.7 %(坪単価 +63.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(谷上駅)は +15.2 %(坪単価 +8.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 33.1 年 → 2022年 19.3 年、-41.9 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 17.0 分 → 2022年 10.8 分、-36.8 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 57.1 % → 2022年 25.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新神戸駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 118万円/坪(35.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +117.7%( +63.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった谷上駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 63.5万円/坪(19.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +15.2%( +8.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
北神急行 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
谷上駅 | 63.5万/坪 (30.3年/46.9坪) | 55.1万/坪 (27.0年/64.3坪) | - |
新神戸駅 | 118万/坪 (15.6年/23.2坪) | 54.2万/坪 (41.3年/59.0坪) | 90.0万/坪 (23.3年/21.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
新神戸駅 118.0 万/坪(昨年同期比 +117.7 %)
新神戸駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 118万円/坪(35.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +117.7%( +63.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 15.6年(昨年 41.3年から -62.2 %減)。平均土地面積は 23.2 坪 (昨年 59.0 坪から -60.7 %減)。平均建物面積は 26.7 坪 (昨年 71.6 坪から -62.7 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 41.3 年 → 2022年 15.6 年、-62.2 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 13.3 分 → 2022年 4.3 分、-67.5 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 66.7 % → 2022年 33.3 %)
谷上駅 63.5 万/坪(昨年同期比 +15.2 %)
谷上駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 63.5万円/坪(19.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +15.2%( +8.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 30.3年(昨年 27.0年から +12.0 %増)。平均土地面積は 46.9 坪 (昨年 64.3 坪から -27.1 %減)。平均建物面積は 37.8 坪 (昨年 38.2 坪から -1.0 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2021年 27.0 年 → 2022年 30.3 年、+12.0 %と増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 22.5 分 → 2022年 30.0 分、+33.3 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 75.0 % → 2022年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示