この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年4月〜6月期の土佐くろしお鉄道阿佐線 (後免駅~奈半利駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.1万円/坪(3.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +63.3%( +4.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 20 件(1年前(2021年)に比べて -33.3%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 100.9 坪 (昨年 166.4 坪から -39.3 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。伊尾木駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは後免駅で昨年に比べ +291.5 %、坪単価は 24.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(後免駅)は +291.5 %(坪単価 +17.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(奈半利駅)は -96.1 %(坪単価 -5.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 35.7 分 → 2022年 21.9 分、-38.7 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 3.4 % → 2022年 15.0 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった後免駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.1万円/坪(7.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +291.5%( +17.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2021年)に比べて +20.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった奈半利駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.22万円/坪(0.07万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -96.1%( -5.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
土佐くろしお鉄道阿佐線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
後免駅 | 24.1万/坪 (73.8坪) | 6.1万/坪 (299坪) | 20.8万/坪 (113坪) |
後免町駅 | 16.9万/坪 (41.6坪) | - | 23.5万/坪 (77.1坪) |
立田駅 | 13.2万/坪 (60.5坪) | - | - |
のいち駅 | 8.7万/坪 (101坪) | 14.0万/坪 (124坪) | 11.8万/坪 (62.4坪) |
よしかわ駅 | - | 0.5万/坪 (151坪) | - |
あかおか駅 | - | - | 4.9万/坪 (112坪) |
香我美駅 | - | - | 4.0万/坪 (22.7坪) |
夜須駅 | - | - | 5.2万/坪 (124坪) |
西分駅 | 3.2万/坪 (106坪) | - | - |
和食駅 | - | 3.7万/坪 (74.9坪) | - |
赤野駅 | - | - | - |
穴内駅 | - | - | - |
球場前駅 | 4.3万/坪 (299坪) | - | 14.3万/坪 (37.8坪) |
あき総合病院前駅 | 5.5万/坪 (56.0坪) | - | - |
安芸駅 | 8.3万/坪 (101坪) | 8.0万/坪 (218坪) | 12.6万/坪 (65.5坪) |
伊尾木駅 | 6.6万/坪 (49.9坪) | 4.4万/坪 (144坪) | 10.6万/坪 (84.4坪) |
下山駅 | - | - | - |
唐浜駅 | - | - | - |
安田駅 | - | 3.4万/坪 (286坪) | - |
田野駅 | 1.3万/坪 (160坪) | - | 3.5万/坪 (63.5坪) |
奈半利駅 | 0.22万/坪 (230坪) | 5.5万/坪 (83.2坪) | 1.1万/坪 (45.4坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
後免駅 24.1 万/坪(昨年同期比 +291.5 %)
後免駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.1万円/坪(7.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +291.5%( +17.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2021年)に比べて +20.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 73.8 坪 (昨年 298.9 坪から -75.3 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 40.6 分 → 2022年 6.2 分、-84.8 %と大きく減少)
奈半利駅 0.2 万/坪(昨年同期比 -96.1 %)
奈半利駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.22万円/坪(0.07万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -96.1%( -5.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 229.9 坪 (昨年 83.2 坪から +176.4 %増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示