【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年4月〜6月期のJR高徳線 (高松駅～讃岐相生駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.9万円/坪(2.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -41.4％( -6.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 15 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 63.4 坪 (昨年 103.4 坪から -38.7 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。高松駅、志度駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは志度駅で昨年に比べ +71.5 ％、坪単価は 12.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(志度駅)は +71.5 ％(坪単価 +5.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(讃岐津田駅)は -58.6 ％(坪単価 -1.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 6.7 ％ → 2024年 13.3 ％)
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 6.7 ％ → 2024年 6.7 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった昭和町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 46.9万円/坪(14.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -32.9％( -23.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった讃岐津田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.0万円/坪(0.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -58.6％( -1.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR高徳線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 高松駅 | 14.7万/坪 (54.5坪) | 9.4万/坪 (10.6坪) | - |
| 昭和町駅 | 46.9万/坪 (46.9坪) | 69.9万/坪 (54.5坪) | 47.9万/坪 (121坪) |
| 栗林公園北口駅 | - | - | 32.4万/坪 (55.5坪) |
| 栗林駅 | - | 24.8万/坪 (12.1坪) | - |
| 木太町駅 | - | - | 11.8万/坪 (75.6坪) |
| 屋島駅 | - | 4.7万/坪 (63.5坪) | 6.1万/坪 (74.1坪) |
| 古高松南駅 | - | - | - |
| 八栗口駅 | 13.1万/坪 (59.0坪) | - | - |
| 讃岐牟礼駅 | - | - | - |
| 志度駅 | 12.3万/坪 (66.6坪) | 7.2万/坪 (34.8坪) | 3.6万/坪 (120坪) |
| オレンジタウン駅 | 5.9万/坪 (66.6坪) | - | - |
| 造田駅 | - | 4.1万/坪 (90.8坪) | - |
| 神前駅 | - | - | 4.7万/坪 (42.4坪) |
| 讃岐津田駅 | 1.0万/坪 (42.4坪) | 2.5万/坪 (93.8坪) | 4.5万/坪 (41.6坪) |
| 鶴羽駅 | - | 6.6万/坪 (57.5坪) | - |
| 丹生駅 | - | 2.7万/坪 (172坪) | 4.9万/坪 (237坪) |
| 三本松駅 | 2.4万/坪 (50.7坪) | - | 4.2万/坪 (245坪) |
| 讃岐白鳥駅 | 2.2万/坪 (106坪) | 3.9万/坪 (296坪) | 6.2万/坪 (95.0坪) |
| 引田駅 | - | 1.2万/坪 (37.8坪) | - |
| 讃岐相生駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
志度駅 12.3 万/坪(昨年同期比 +71.5 ％)
志度駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.3万円/坪(3.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +71.5％( +5.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 66.6 坪 (昨年 34.8 坪から +91.3 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 3.0 分 → 2024年 15.0 分、+400.0 ％と大きく増加)
讃岐津田駅 1.0 万/坪(昨年同期比 -58.6 ％)
讃岐津田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.0万円/坪(0.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -58.6％( -1.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 42.4 坪 (昨年 93.8 坪から -54.8 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 60.0 分 → 2024年 35.0 分、-41.7 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示