【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年4月〜6月期のJR信越本線 (篠ノ井駅～長野駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.9万円/坪(4.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -13.1％( -2.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 49 件(１年前(2023年)に比べて +6.5％( +3件/坪)と堅調に推移しています。)。
平均土地面積は 106.5 坪 (昨年 115.1 坪から -7.5 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が小幅減少。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。篠ノ井駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは篠ノ井駅で昨年に比べ +17.0 ％、坪単価は 13.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(篠ノ井駅)は +17.0 ％(坪単価 +2.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(今井駅)は -49.2 ％(坪単価 -7.7 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 39.0 分 → 2024年 43.8 分、+12.1 ％と増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった長野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.0万円/坪(4.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -12.7％( -2.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 24 件(１年前(2023年)に比べて -4.0％( -1件/坪)と小幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった今井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.0万円/坪(2.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -49.2％( -7.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(１年前(2023年)に比べて +20.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR信越本線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 篠ノ井駅 | 13.8万/坪 (104坪) | 11.8万/坪 (137坪) | 11.9万/坪 (78.2坪) |
| 今井駅 | 8.0万/坪 (66.6坪) | 15.7万/坪 (93.2坪) | 10.3万/坪 (152坪) |
| 川中島駅 | 11.8万/坪 (80.4坪) | 12.4万/坪 (91.6坪) | 13.5万/坪 (161坪) |
| 安茂里駅 | 11.2万/坪 (92.3坪) | 19.8万/坪 (60.5坪) | 20.3万/坪 (87.7坪) |
| 長野駅 | 16.0万/坪 (124坪) | 18.3万/坪 (121坪) | 15.1万/坪 (93.4坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
篠ノ井駅 13.8 万/坪(昨年同期比 +17.0 ％)
篠ノ井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.8万円/坪(4.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +17.0％( +2.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 11 件(１年前(2023年)に比べて +37.5％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 104.1 坪 (昨年 137.1 坪から -24.1 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 26.8 分 → 2024年 44.2 分、+65.2 ％と大きく増加)
今井駅 8.0 万/坪(昨年同期比 -49.2 ％)
今井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.0万円/坪(2.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -49.2％( -7.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(１年前(2023年)に比べて +20.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 66.6 坪 (昨年 93.2 坪から -28.6 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 23.4 分 → 2024年 42.8 分、+83.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示