【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年7月〜9月期の松浦鉄道 (今福駅～佐世保駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.9万円/坪(4.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +59.3％( +5.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 44 件(１年前(2022年)に比べて +7.3％( +3件/坪)と堅調に推移しています。)。
平均土地面積は 88.0 坪 (昨年 96.6 坪から -8.9 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。たびら平戸口駅、大学駅、左石駅、山の田駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは佐世保駅で昨年に比べ +155.2 ％、坪単価は 32.2 万円/坪となった。
上位 2 駅(佐世保駅、大学駅)は +126.4 ％(坪単価 +15.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(佐々駅、小浦駅)は -58.9 ％(坪単価 -9.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 31.9 分 → 2023年 23.3 分、-27.1 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 17.1 ％ → 2023年 4.5 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった佐世保駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.2万円/坪(9.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +155.2％( +19.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(１年前(2022年)に比べて +57.1％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となったたびら平戸口駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.8万円/坪(0.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +66.5％( +1.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(１年前(2022年)に比べて +50.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 松浦鉄道 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 今福駅 | - | - | - |
| 鷹島口駅 | - | - | - |
| 前浜駅 | - | - | - |
| 調川駅 | - | - | - |
| 松浦駅 | 6.6万/坪 (72.6坪) | 6.1万/坪 (78.7坪) | 3.6万/坪 (58.0坪) |
| 松浦発電所前駅 | - | - | - |
| 御厨駅 | 4.0万/坪 (21.2坪) | - | - |
| 西木場駅 | - | - | - |
| 中田平駅 | - | - | - |
| たびら平戸口駅 | 2.8万/坪 (180坪) | 1.7万/坪 (58.2坪) | 2.0万/坪 (227坪) |
| 西田平駅 | - | - | 3.6万/坪 (93.8坪) |
| すえたちばな駅 | - | - | - |
| 江迎鹿町駅 | 3.5万/坪 (75.6坪) | 5.2万/坪 (124坪) | 3.2万/坪 (210坪) |
| 高岩駅 | - | - | - |
| いのつき駅 | - | - | - |
| 潜竜ケ滝駅 | 4.3万/坪 (34.8坪) | 4.5万/坪 (12.9坪) | - |
| 吉井駅 | 5.8万/坪 (103坪) | - | - |
| 神田駅 | - | 3.7万/坪 (218坪) | - |
| 清峰高校前駅 | 7.0万/坪 (59.0坪) | - | - |
| 佐々駅 | 7.3万/坪 (56.0坪) | 21.7万/坪 (96.8坪) | - |
| 小浦駅 | 4.1万/坪 (36.3坪) | 8.5万/坪 (71.1坪) | 9.7万/坪 (51.4坪) |
| 真申駅 | - | 9.9万/坪 (15.1坪) | - |
| 棚方駅 | - | 13.2万/坪 (56.0坪) | 15.1万/坪 (56.7坪) |
| 相浦駅 | 10.0万/坪 (34.8坪) | - | - |
| 大学駅 | 23.7万/坪 (112坪) | 12.0万/坪 (99.8坪) | 3.7万/坪 (41.6坪) |
| 上相浦駅 | - | 20.4万/坪 (66.6坪) | - |
| 本山駅 | 24.8万/坪 (48.4坪) | - | - |
| 中里駅 | - | - | 17.9万/坪 (72.6坪) |
| 皆瀬駅 | - | 12.2万/坪 (116坪) | 4.3万/坪 (39.3坪) |
| 野中駅 | - | 3.3万/坪 (244坪) | 1.2万/坪 (172坪) |
| 左石駅 | 3.8万/坪 (78.7坪) | 2.0万/坪 (127坪) | 17.0万/坪 (69.1坪) |
| 泉福寺駅 | 11.5万/坪 (68.8坪) | - | 17.8万/坪 (393坪) |
| 山の田駅 | 21.7万/坪 (42.4坪) | 16.4万/坪 (50.7坪) | - |
| 北佐世保駅 | - | - | - |
| 中佐世保駅 | - | - | - |
| 佐世保中央駅 | - | - | - |
| 佐世保駅 | 32.2万/坪 (104坪) | 12.6万/坪 (111坪) | 30.2万/坪 (115坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
佐世保駅 32.2 万/坪(昨年同期比 +155.2 ％)
佐世保駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.2万円/坪(9.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +155.2％( +19.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(１年前(2022年)に比べて +57.1％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 104.1 坪 (昨年 110.6 坪から -5.9 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 49.3 分 → 2023年 25.5 分、-48.2 ％と大きく減少)
大学駅 23.7 万/坪(昨年同期比 +97.6 ％)
大学駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.7万円/坪(7.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +97.6％( +11.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 111.9 坪 (昨年 99.8 坪から +12.1 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 24.5 分 → 2023年 30.0 分、+22.4 ％と大きく増加)
佐々駅 7.3 万/坪(昨年同期比 -66.4 ％)
佐々駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.3万円/坪(2.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -66.4％( -14.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 56.0 坪 (昨年 96.8 坪から -42.2 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 3.0 分 → 2023年 26.5 分、+783.3 ％と大きく増加)
小浦駅 4.1 万/坪(昨年同期比 -51.3 ％)
小浦駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.1万円/坪(1.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -51.3％( -4.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 36.3 坪 (昨年 71.1 坪から -48.9 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 15.7 分 → 2023年 11.0 分、-29.8 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示