【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜6月期のJR水戸線 (小田林駅～友部駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.7万円/坪(1.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +14.0％( +0.6万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 57 件(１年前(2023年)に比べて -77.6％( -198件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 162.9 坪 (昨年 146.7 坪から +11.0 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 7 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。川島駅、下館駅、新治駅、友部駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは小田林駅で昨年に比べ +180.0 ％、坪単価は 2.3 万円/坪となった。
上位 2 駅(小田林駅、稲田駅)は +149.1 ％(坪単価 +1.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(羽黒駅、宍戸駅)は -71.1 ％(坪単価 -2.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 45.2 分 → 2024年 39.1 分、-13.5 ％と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 1.2 ％ → 2024年 7.0 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった結城駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.9万円/坪(2.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -1.3％( -0.1万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 11 件(１年前(2023年)に比べて -71.8％( -28件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった羽黒駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.3万円/坪(0.10万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -88.5％( -2.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -71.4％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR水戸線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 小田林駅 | 2.3万/坪 (151坪) | 0.8万/坪 (121坪) | 2.8万/坪 (145坪) |
| 結城駅 | 7.9万/坪 (192坪) | 8.0万/坪 (125坪) | 6.6万/坪 (91.5坪) |
| 東結城駅 | - | - | 1.5万/坪 (231坪) |
| 川島駅 | 4.5万/坪 (139坪) | 3.0万/坪 (156坪) | 3.5万/坪 (112坪) |
| 玉戸駅 | - | 4.9万/坪 (142坪) | 7.5万/坪 (125坪) |
| 下館駅 | 4.0万/坪 (109坪) | 3.3万/坪 (149坪) | 4.1万/坪 (197坪) |
| 新治駅 | 3.5万/坪 (331坪) | 2.8万/坪 (104坪) | 3.1万/坪 (147坪) |
| 大和駅 | 0.7万/坪 (228坪) | 1.1万/坪 (232坪) | 0.5万/坪 (168坪) |
| 岩瀬駅 | 2.0万/坪 (256坪) | 2.8万/坪 (164坪) | 2.5万/坪 (191坪) |
| 羽黒駅 | 0.3万/坪 (75.6坪) | 2.9万/坪 (126坪) | 2.1万/坪 (208坪) |
| 福原駅 | - | 0.5万/坪 (160坪) | 1.1万/坪 (275坪) |
| 稲田駅 | 3.5万/坪 (45.4坪) | 1.6万/坪 (186坪) | 1.4万/坪 (81.2坪) |
| 笠間駅 | 4.0万/坪 (132坪) | 3.8万/坪 (118坪) | 4.4万/坪 (135坪) |
| 宍戸駅 | 1.2万/坪 (81.7坪) | 2.7万/坪 (232坪) | 1.5万/坪 (137坪) |
| 友部駅 | 7.6万/坪 (93.2坪) | 5.4万/坪 (173坪) | 6.2万/坪 (121坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
小田林駅 2.3 万/坪(昨年同期比 +180.0 ％)
小田林駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.3万円/坪(0.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +180.0％( +1.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 151.3 坪 (昨年 121.0 坪から +25.0 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 9.0 分 → 2024年 30.0 分、+233.3 ％と大きく増加)
稲田駅 3.5 万/坪(昨年同期比 +118.2 ％)
稲田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.5万円/坪(1.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +118.2％( +1.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -60.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 45.4 坪 (昨年 186.0 坪から -75.6 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 30.6 分 → 2024年 16.0 分、-47.7 ％と大きく減少)
羽黒駅 0.3 万/坪(昨年同期比 -88.5 ％)
羽黒駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.3万円/坪(0.10万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -88.5％( -2.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -71.4％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 75.6 坪 (昨年 126.0 坪から -40.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 32.1 分 → 2024年 26.5 分、-17.6 ％と減少)
宍戸駅 1.2 万/坪(昨年同期比 -53.8 ％)
宍戸駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.2万円/坪(0.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -53.8％( -1.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 81.7 坪 (昨年 231.9 坪から -64.8 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 22.7 分 → 2024年 3.0 分、-86.8 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示