【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年1月〜3月期のJR水戸線 (小田林駅~友部駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.7万円/坪(1.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -24.1%( -1.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 75 件(1年前(2022年)に比べて +63.0%( +29件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 173.2 坪 (昨年 146.4 坪から +18.3 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。ほとんどの駅において下落した。大和駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは結城駅で昨年に比べ +142.8 %、坪単価は 9.9 万円/坪となった。
上位 2 駅(結城駅、羽黒駅)は +141.9 %(坪単価 +3.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(川島駅、新治駅)は -78.1 %(坪単価 -4.2 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 40.0 分 → 2023年 64.7 分、+61.7 %と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった結城駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.9万円/坪(3.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +142.8%( +5.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(1年前(2022年)に比べて +266.7%( +8件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった川島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.02万円/坪(0.01万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -99.7%( -7.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR水戸線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
小田林駅 | - | - | - |
結城駅 | 9.9万/坪 (111坪) | 4.1万/坪 (110坪) | 8.7万/坪 (118坪) |
東結城駅 | - | 2.6万/坪 (69.6坪) | - |
川島駅 | 0.02万/坪 (118坪) | 7.1万/坪 (91.8坪) | 4.9万/坪 (230坪) |
玉戸駅 | 6.2万/坪 (183坪) | 6.5万/坪 (133坪) | 5.2万/坪 (97.9坪) |
下館駅 | 2.0万/坪 (172坪) | 4.5万/坪 (142坪) | 4.5万/坪 (119坪) |
新治駅 | 1.0万/坪 (257坪) | 2.3万/坪 (213坪) | 2.2万/坪 (303坪) |
大和駅 | 0.5万/坪 (307坪) | 0.5万/坪 (215坪) | 1.2万/坪 (147坪) |
岩瀬駅 | 3.1万/坪 (157坪) | - | 1.4万/坪 (174坪) |
羽黒駅 | 3.2万/坪 (161坪) | 1.3万/坪 (112坪) | 0.7万/坪 (303坪) |
福原駅 | 0.03万/坪 (109坪) | - | - |
稲田駅 | 2.5万/坪 (136坪) | - | - |
笠間駅 | 2.8万/坪 (146坪) | 4.1万/坪 (206坪) | 3.2万/坪 (160坪) |
宍戸駅 | 1.4万/坪 (250坪) | - | 2.3万/坪 (106坪) |
友部駅 | 4.0万/坪 (257坪) | 7.3万/坪 (136坪) | 7.4万/坪 (119坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
結城駅 9.9 万/坪(昨年同期比 +142.8 %)
結城駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.9万円/坪(3.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +142.8%( +5.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(1年前(2022年)に比べて +266.7%( +8件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 110.6 坪 (昨年 109.9 坪から +0.6 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 24.3 分 → 2023年 36.7 分、+50.9 %と大きく増加)
羽黒駅 3.2 万/坪(昨年同期比 +141.0 %)
羽黒駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.2万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +141.0%( +1.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 161.1 坪 (昨年 111.9 坪から +43.9 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 30.0 分 → 2023年 45.0 分、+50.0 %と大きく増加)
川島駅 0.0 万/坪(昨年同期比 -99.7 %)
川島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.02万円/坪(0.01万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -99.7%( -7.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 118.0 坪 (昨年 91.8 坪から +28.6 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 46.0 分 → 2023年 30.0 分、-34.8 %と大きく減少)
新治駅 1.0 万/坪(昨年同期比 -56.5 %)
新治駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.0万円/坪(0.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -56.5%( -1.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて -60.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 257.1 坪 (昨年 213.3 坪から +20.6 %増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示