【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜6月期のJR両毛線 (新前橋駅～桐生駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.5万円/坪(3.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -12.7％( -1.5万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 128 件(１年前(2023年)に比べて -68.6％( -280件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 142.8 坪 (昨年 121.9 坪から +17.2 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が小幅増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。ほとんどの駅において下落した。伊勢崎駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは伊勢崎駅で昨年に比べ +26.0 ％、坪単価は 13.0 万円/坪となった。
上位 2 駅(伊勢崎駅、国定駅)は +20.0 ％(坪単価 +1.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(新前橋駅、駒形駅)は -59.4 ％(坪単価 -7.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 1.7 ％ → 2024年 3.1 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった前橋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.5万円/坪(5.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -4.4％( -0.8万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 38 件(１年前(2023年)に比べて -65.5％( -72件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった駒形駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.7万円/坪(1.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -51.1％( -3.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(１年前(2023年)に比べて -79.3％( -23件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR両毛線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 新前橋駅 | 5.3万/坪 (209坪) | 16.4万/坪 (110坪) | 17.0万/坪 (128坪) |
| 前橋駅 | 18.5万/坪 (102坪) | 19.4万/坪 (106坪) | 15.4万/坪 (112坪) |
| 前橋大島駅 | 12.2万/坪 (159坪) | 10.8万/坪 (96.3坪) | 13.2万/坪 (135坪) |
| 駒形駅 | 3.7万/坪 (221坪) | 7.6万/坪 (107坪) | 10.0万/坪 (113坪) |
| 伊勢崎駅 | 13.0万/坪 (93.2坪) | 10.3万/坪 (114坪) | 13.6万/坪 (103坪) |
| 国定駅 | 6.6万/坪 (157坪) | 5.7万/坪 (203坪) | 6.0万/坪 (156坪) |
| 岩宿駅 | 5.0万/坪 (202坪) | 5.8万/坪 (145坪) | 6.3万/坪 (164坪) |
| 桐生駅 | 5.1万/坪 (88.6坪) | 5.8万/坪 (91.7坪) | 5.8万/坪 (85.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
伊勢崎駅 13.0 万/坪(昨年同期比 +26.0 ％)
伊勢崎駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.0万円/坪(3.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +26.0％( +2.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(１年前(2023年)に比べて -82.3％( -51件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 93.2 坪 (昨年 114.3 坪から -18.4 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 25.7 分 → 2024年 20.0 分、-22.1 ％と大きく減少)
国定駅 6.6 万/坪(昨年同期比 +14.0 ％)
国定駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.6万円/坪(2.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +14.0％( +0.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 27 件(１年前(2023年)に比べて -55.7％( -34件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 157.2 坪 (昨年 202.5 坪から -22.4 ％減)。
新前橋駅 5.3 万/坪(昨年同期比 -67.7 ％)
新前橋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.3万円/坪(1.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -67.7％( -11.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(１年前(2023年)に比べて -88.7％( -47件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 209.3 坪 (昨年 109.6 坪から +91.1 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 25.6 分 → 2024年 30.0 分、+17.3 ％と増加)
駒形駅 3.7 万/坪(昨年同期比 -51.1 ％)
駒形駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.7万円/坪(1.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -51.1％( -3.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(１年前(2023年)に比べて -79.3％( -23件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 220.8 坪 (昨年 107.1 坪から +106.3 ％増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示