【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜3月期の都営三田線 (目黒駅～西高島平駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 540万円/坪(163万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +54.4％( +190.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(１年前(2023年)に比べて -87.2％( -82件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 57.1 坪 (昨年 37.6 坪から +51.8 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。ほとんどの駅において下落した。白金高輪駅、板橋区役所前駅は、昨年から 5 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは春日駅で昨年に比べ -46.3 ％、坪単価は 239 万円/坪となった。
上位 2 駅(御成門駅、西高島平駅)は +66.3 ％(坪単価 +567.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(春日駅、西巣鴨駅)は -38.1 ％(坪単価 -142.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 21.3 ％ → 2024年 33.3 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった御成門駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2,011万円/坪(608万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +128.1％( +1129.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった西高島平駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 121万円/坪(36.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +4.4％( +5.1万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -66.7％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 都営三田線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 目黒駅 | - | 1,013万/坪 (62.3坪) | 360万/坪 (34.5坪) |
| 白金台駅 | - | 574万/坪 (52.9坪) | 491万/坪 (31.5坪) |
| 白金高輪駅 | 568万/坪 (42.4坪) | 638万/坪 (24.2坪) | 670万/坪 (28.7坪) |
| 三田駅 | - | - | - |
| 芝公園駅 | - | - | - |
| 御成門駅 | 2,011万/坪 (55.2坪) | 882万/坪 (18.2坪) | 3,123万/坪 (278坪) |
| 内幸町駅 | - | - | - |
| 大手町駅 | - | - | - |
| 神保町駅 | - | - | 737万/坪 (34.3坪) |
| 水道橋駅 | - | - | - |
| 春日駅 | 239万/坪 (31.8坪) | 445万/坪 (19.7坪) | 484万/坪 (38.7坪) |
| 白山駅 | - | 861万/坪 (30.3坪) | 293万/坪 (10.6坪) |
| 千石駅 | - | 496万/坪 (28.7坪) | 392万/坪 (24.9坪) |
| 巣鴨駅 | - | 348万/坪 (34.8坪) | 316万/坪 (50.5坪) |
| 西巣鴨駅 | 182万/坪 (42.4坪) | 260万/坪 (31.8坪) | 354万/坪 (40.8坪) |
| 新板橋駅 | - | 190万/坪 (27.6坪) | 172万/坪 (17.4坪) |
| 板橋区役所前駅 | 177万/坪 (23.4坪) | 198万/坪 (28.5坪) | 201万/坪 (32.4坪) |
| 板橋本町駅 | - | 240万/坪 (50.5坪) | 257万/坪 (43.9坪) |
| 本蓮沼駅 | - | 244万/坪 (32.0坪) | 143万/坪 (49.3坪) |
| 志村坂上駅 | 124万/坪 (266坪) | 167万/坪 (30.9坪) | 128万/坪 (34.0坪) |
| 志村三丁目駅 | - | 130万/坪 (138坪) | 164万/坪 (42.6坪) |
| 蓮根駅 | - | 162万/坪 (24.8坪) | 176万/坪 (33.9坪) |
| 西台駅 | - | 144万/坪 (32.4坪) | 127万/坪 (21.9坪) |
| 高島平駅 | - | - | - |
| 新高島平駅 | - | 157万/坪 (38.9坪) | 137万/坪 (102坪) |
| 西高島平駅 | 121万/坪 (30.3坪) | 116万/坪 (29.7坪) | 91.3万/坪 (102坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
御成門駅 2011.0 万/坪(昨年同期比 +128.1 ％)
御成門駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2,011万円/坪(608万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +128.1％( +1129.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 55.2 坪 (昨年 18.2 坪から +204.2 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 4.0 分 → 2024年 5.5 分、+37.5 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 ％ → 2024年 50.0 ％)
西高島平駅 121.0 万/坪(昨年同期比 +4.4 ％)
西高島平駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 121万円/坪(36.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +4.4％( +5.1万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -66.7％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 30.3 坪 (昨年 29.7 坪から +1.7 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 11.2 分 → 2024年 5.0 分、-55.2 ％と大きく減少)
春日駅 239.3 万/坪(昨年同期比 -46.3 ％)
春日駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 239万円/坪(72.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -46.3％( -206.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 31.8 坪 (昨年 19.7 坪から +61.5 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 7.8 分 → 2024年 10.0 分、+29.0 ％と大きく増加)
西巣鴨駅 182.2 万/坪(昨年同期比 -30.0 ％)
西巣鴨駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 182万円/坪(55.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -30.0％( -77.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -80.0％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 42.4 坪 (昨年 31.8 坪から +33.3 ％増)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 20.0 ％ → 2024年 50.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 6.5 分 → 2024年 7.5 分、+15.4 ％と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示