【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年10月〜12月期の多摩モノレール (上北台駅~松が谷駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 67.3万円/坪(20.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +36.2%( +17.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(1年前(2022年)に比べて -36.8%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 56.7 坪 (昨年 119.9 坪から -52.7 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。桜街道駅、泉体育館駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは泉体育館駅で昨年に比べ +54.9 %、坪単価は 136 万円/坪となった。
上位 1 駅(泉体育館駅)は +54.9 %(坪単価 +48.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(上北台駅)は -34.9 %(坪単価 -19.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 5.3 % → 2023年 8.3 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった泉体育館駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 136万円/坪(41.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +54.9%( +48.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった上北台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 36.4万円/坪(11.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -34.9%( -19.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2022年)に比べて -50.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
多摩モノレール | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
上北台駅 | 36.4万/坪 (118坪) | 55.9万/坪 (170坪) | 46.7万/坪 (55.2坪) |
桜街道駅 | 48.7万/坪 (32.5坪) | 32.0万/坪 (78.1坪) | 42.2万/坪 (304坪) |
玉川上水駅 | - | 66.1万/坪 (25.7坪) | 60.7万/坪 (43.0坪) |
砂川七番駅 | 77.8万/坪 (34.8坪) | - | 56.2万/坪 (151坪) |
泉体育館駅 | 136万/坪 (30.3坪) | 87.5万/坪 (51.4坪) | 49.8万/坪 (49.2坪) |
立飛駅 | - | - | - |
高松駅 | - | - | - |
立川南駅 | - | - | - |
柴崎体育館駅 | - | 32.5万/坪 (178坪) | 70.6万/坪 (91.5坪) |
甲州街道駅 | - | 65.7万/坪 (105坪) | - |
万願寺駅 | 71.2万/坪 (39.3坪) | 60.1万/坪 (49.9坪) | - |
高幡不動駅 | - | 21.6万/坪 (133坪) | 57.9万/坪 (36.3坪) |
程久保駅 | - | - | 29.3万/坪 (21.2坪) |
多摩動物公園駅 | - | - | - |
中央大学・明星大学駅 | - | - | 35.0万/坪 (257坪) |
大塚・帝京大学駅 | 83.6万/坪 (51.4坪) | - | 16.5万/坪 (18.2坪) |
松が谷駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
泉体育館駅 135.5 万/坪(昨年同期比 +54.9 %)
泉体育館駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 136万円/坪(41.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +54.9%( +48.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 30.3 坪 (昨年 51.4 坪から -41.2 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 5.0 分 → 2023年 2.0 分、-60.0 %と大きく減少)
上北台駅 36.4 万/坪(昨年同期比 -34.9 %)
上北台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 36.4万円/坪(11.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -34.9%( -19.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2022年)に比べて -50.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 118.5 坪 (昨年 170.4 坪から -30.5 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 20.8 分 → 2023年 16.3 分、-21.6 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示