【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年10月〜12月期の名鉄犬山線 (下小田井駅～犬山遊園駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.5万円/坪(8.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +12.7％( +3.1万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 42 件(１年前(2022年)に比べて -66.1％( -82件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 99.7 坪 (昨年 123.0 坪から -19.0 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。ほとんどの駅において下落した。上小田井駅、犬山口駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは下小田井駅で昨年に比べ +105.8 ％、坪単価は 44.5 万円/坪となった。
上位 2 駅(下小田井駅、犬山口駅)は +84.6 ％(坪単価 +17.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(扶桑駅、徳重・名古屋芸大駅)は -57.8 ％(坪単価 -15.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 4.0 ％ → 2023年 16.7 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった中小田井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 85.5万円/坪(25.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +18.7％( +13.5万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった扶桑駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.4万円/坪(1.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -63.9％( -11.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -85.7％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 名鉄犬山線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 下小田井駅 | 44.5万/坪 (93.8坪) | 21.6万/坪 (81.7坪) | 38.3万/坪 (151坪) |
| 中小田井駅 | 85.5万/坪 (45.4坪) | 72.0万/坪 (138坪) | 18.2万/坪 (99.8坪) |
| 上小田井駅 | 37.5万/坪 (127坪) | 27.4万/坪 (240坪) | 24.7万/坪 (97.8坪) |
| 西春駅 | 32.3万/坪 (117坪) | 30.8万/坪 (169坪) | 35.3万/坪 (109坪) |
| 徳重・名古屋芸大駅 | 17.4万/坪 (180坪) | 35.9万/坪 (75.4坪) | 23.1万/坪 (172坪) |
| 大山寺駅 | - | 14.4万/坪 (173坪) | 31.2万/坪 (88.2坪) |
| 岩倉駅 | - | 36.1万/坪 (76.9坪) | 18.8万/坪 (104坪) |
| 石仏駅 | - | 21.0万/坪 (136坪) | 19.0万/坪 (93.5坪) |
| 布袋駅 | 21.1万/坪 (67.5坪) | 21.2万/坪 (118坪) | 12.8万/坪 (79.4坪) |
| 江南駅 | 18.8万/坪 (69.8坪) | 17.0万/坪 (122坪) | 15.7万/坪 (90.8坪) |
| 柏森駅 | 23.9万/坪 (81.3坪) | 24.5万/坪 (83.0坪) | 21.9万/坪 (70.0坪) |
| 扶桑駅 | 6.4万/坪 (56.0坪) | 17.8万/坪 (108坪) | 16.9万/坪 (153坪) |
| 木津用水駅 | - | 20.5万/坪 (89.2坪) | 19.5万/坪 (57.5坪) |
| 犬山口駅 | 29.5万/坪 (71.8坪) | 18.1万/坪 (154坪) | 22.7万/坪 (153坪) |
| 犬山駅 | 26.6万/坪 (80.2坪) | 27.7万/坪 (103坪) | 23.4万/坪 (48.4坪) |
| 犬山遊園駅 | - | - | 18.6万/坪 (118坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
下小田井駅 44.5 万/坪(昨年同期比 +105.8 ％)
下小田井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.5万円/坪(13.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +105.8％( +22.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 93.8 坪 (昨年 81.7 坪から +14.8 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 13.7 分 → 2023年 9.5 分、-30.5 ％と大きく減少)
犬山口駅 29.5 万/坪(昨年同期比 +63.5 ％)
犬山口駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 29.5万円/坪(8.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +63.5％( +11.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて -60.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 71.8 坪 (昨年 153.5 坪から -53.2 ％減)。
扶桑駅 6.4 万/坪(昨年同期比 -63.9 ％)
扶桑駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.4万円/坪(1.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -63.9％( -11.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -85.7％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 56.0 坪 (昨年 107.6 坪から -48.0 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 13.7 分 → 2023年 26.0 分、+89.6 ％と大きく増加)
徳重・名古屋芸大駅 17.4 万/坪(昨年同期比 -51.6 ％)
徳重・名古屋芸大駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.4万円/坪(5.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -51.6％( -18.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(１年前(2022年)に比べて -12.5％( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 180.2 坪 (昨年 75.4 坪から +138.9 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 18.9 分 → 2023年 26.6 分、+40.8 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示