【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年4月〜6月期のJR徳島線 (佃駅～佐古駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.2万円/坪(3.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +28.4％( +2.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 46 件(１年前(2022年)に比べて -11.5％( -6件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 117.2 坪 (昨年 128.0 坪から -8.5 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 8 駅。ほとんどの駅において下落した。鮎喰駅、蔵本駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは貞光駅で昨年に比べ +102.9 ％、坪単価は 5.0 万円/坪となった。
上位 2 駅(貞光駅、蔵本駅)は +92.2 ％(坪単価 +6.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(学駅、阿波山川駅)は -83.7 ％(坪単価 -2.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2022年 3.8 ％ → 2023年 4.3 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった佐古駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.5万円/坪(9.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +18.0％( +4.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 4 件(１年前(2022年)に比べて -33.3％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった阿波山川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.25万円/坪(0.08万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -76.0％( -0.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR徳島線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 佃駅 | - | - | - |
| 辻駅 | - | - | 1.1万/坪 (280坪) |
| 阿波加茂駅 | 4.2万/坪 (371坪) | 4.3万/坪 (72.6坪) | 8.1万/坪 (172坪) |
| 三加茂駅 | 4.1万/坪 (93.8坪) | - | - |
| 江口駅 | - | 0.3万/坪 (145坪) | - |
| 阿波半田駅 | - | 3.1万/坪 (176坪) | - |
| 貞光駅 | 5.0万/坪 (49.9坪) | 2.5万/坪 (81.2坪) | 2.6万/坪 (150坪) |
| 小島駅 | 4.0万/坪 (75.6坪) | - | - |
| 穴吹駅 | 6.1万/坪 (88.7坪) | 7.6万/坪 (68.1坪) | 0.8万/坪 (138坪) |
| 川田駅 | - | - | 3.3万/坪 (121坪) |
| 阿波山川駅 | 0.25万/坪 (39.3坪) | 1.1万/坪 (219坪) | 3.5万/坪 (138坪) |
| 山瀬駅 | 1.4万/坪 (72.6坪) | - | 0.7万/坪 (78.7坪) |
| 学駅 | 0.4万/坪 (484坪) | 4.8万/坪 (220坪) | 2.0万/坪 (151坪) |
| 阿波川島駅 | 5.0万/坪 (49.9坪) | 5.8万/坪 (214坪) | 1.0万/坪 (155坪) |
| 西麻植駅 | 3.3万/坪 (393坪) | - | 2.3万/坪 (102坪) |
| 鴨島駅 | 7.1万/坪 (121坪) | 14.0万/坪 (52.2坪) | 6.9万/坪 (99.3坪) |
| 麻植塚駅 | - | - | - |
| 牛島駅 | - | 0.8万/坪 (268坪) | 12.4万/坪 (60.5坪) |
| 下浦駅 | - | 6.9万/坪 (34.8坪) | 13.4万/坪 (69.6坪) |
| 石井駅 | 3.0万/坪 (121坪) | 8.7万/坪 (89.5坪) | 7.7万/坪 (86.2坪) |
| 府中駅 | 10.9万/坪 (104坪) | 11.6万/坪 (80.5坪) | 13.6万/坪 (139坪) |
| 鮎喰駅 | 19.5万/坪 (77.5坪) | 15.9万/坪 (52.9坪) | 12.4万/坪 (102坪) |
| 蔵本駅 | 24.7万/坪 (62.0坪) | 13.6万/坪 (141坪) | 21.2万/坪 (68.1坪) |
| 佐古駅 | 31.5万/坪 (92.3坪) | 26.7万/坪 (138坪) | 22.9万/坪 (48.4坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
貞光駅 5.0 万/坪(昨年同期比 +102.9 ％)
貞光駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.0万円/坪(1.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +102.9％( +2.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 49.9 坪 (昨年 81.2 坪から -38.5 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 18.0 分 → 2023年 11.0 分、-38.9 ％と大きく減少)
蔵本駅 24.7 万/坪(昨年同期比 +81.5 ％)
蔵本駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.7万円/坪(7.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +81.5％( +11.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(１年前(2022年)に比べて +40.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 62.0 坪 (昨年 141.4 坪から -56.1 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 24.4 分 → 2023年 14.9 分、-39.1 ％と大きく減少)
学駅 0.4 万/坪(昨年同期比 -91.4 ％)
学駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.4万円/坪(0.12万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -91.4％( -4.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 484.0 坪 (昨年 219.8 坪から +120.2 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 60.0 分 → 2023年 30.0 分、-50.0 ％と大きく減少)
阿波山川駅 0.3 万/坪(昨年同期比 -76.0 ％)
阿波山川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.25万円/坪(0.08万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -76.0％( -0.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 39.3 坪 (昨年 219.3 坪から -82.1 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 14.0 分 → 2023年 10.0 分、-28.6 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示