【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年4月〜6月期のJR中央本線 (坂下駅～古虎渓駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.2万円/坪(3.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +2.8％( +0.3万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 63 件(１年前(2023年)に比べて -1.6％( -1件/坪)と僅かに減少しています。)。
平均土地面積は 101.6 坪 (昨年 99.0 坪から +2.6 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。瑞浪駅、多治見駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは瑞浪駅で昨年に比べ +32.9 ％、坪単価は 10.3 万円/坪となった。
上位 2 駅(瑞浪駅、多治見駅)は +29.0 ％(坪単価 +2.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(坂下駅、恵那駅)は -42.0 ％(坪単価 -1.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに増加(全取引物件に占める割合が 2023年 3.1 ％ → 2024年 3.2 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった多治見駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.6万円/坪(5.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +25.2％( +3.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 17 件(１年前(2023年)に比べて +30.8％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった坂下駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.1万円/坪(0.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| JR中央本線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 坂下駅 | 1.1万/坪 (90.8坪) | 2.2万/坪 (163坪) | 5.4万/坪 (28.7坪) |
| 落合川駅 | - | - | - |
| 中津川駅 | 8.6万/坪 (85.5坪) | 9.5万/坪 (77.1坪) | 8.0万/坪 (144坪) |
| 美乃坂本駅 | 5.2万/坪 (166坪) | 4.4万/坪 (95.3坪) | 7.1万/坪 (145坪) |
| 恵那駅 | 4.8万/坪 (160坪) | 7.3万/坪 (78.7坪) | 5.6万/坪 (124坪) |
| 武並駅 | - | 2.3万/坪 (104坪) | 2.4万/坪 (237坪) |
| 釜戸駅 | 1.5万/坪 (59.0坪) | - | - |
| 瑞浪駅 | 10.3万/坪 (111坪) | 7.7万/坪 (110坪) | 8.3万/坪 (88.9坪) |
| 土岐市駅 | 9.0万/坪 (89.2坪) | 13.6万/坪 (86.9坪) | 10.2万/坪 (101坪) |
| 多治見駅 | 16.6万/坪 (64.9坪) | 13.3万/坪 (117坪) | 11.0万/坪 (73.1坪) |
| 古虎渓駅 | - | - | 2.6万/坪 (49.9坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
瑞浪駅 10.3 万/坪(昨年同期比 +32.9 ％)
瑞浪駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.3万円/坪(3.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +32.9％( +2.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 13 件(１年前(2023年)に比べて -23.5％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 111.2 坪 (昨年 109.5 坪から +1.5 ％増)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 5.9 ％ → 2024年 7.7 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 24.6 分 → 2024年 28.8 分、+17.3 ％と増加)
多治見駅 16.6 万/坪(昨年同期比 +25.2 ％)
多治見駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.6万円/坪(5.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +25.2％( +3.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 17 件(１年前(2023年)に比べて +30.8％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 64.9 坪 (昨年 116.9 坪から -44.5 ％減)。
坂下駅 1.1 万/坪(昨年同期比 -50.0 ％)
坂下駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.1万円/坪(0.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 90.8 坪 (昨年 163.4 坪から -44.4 ％減)。
恵那駅 4.8 万/坪(昨年同期比 -34.0 ％)
恵那駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.8万円/坪(1.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -34.0％( -2.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(１年前(2023年)に比べて +60.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 160.1 坪 (昨年 78.7 坪から +103.6 ％増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示