【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年4月〜6月期のJR羽越本線 (鼠ケ関駅～女鹿駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.9万円/坪(2.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -5.3％( -0.4万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 67 件(１年前(2020年)に比べて +109.4％( +35件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 115.1 坪 (昨年 77.0 坪から +49.5 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。遊佐駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは遊佐駅で昨年に比べ +17.2 ％、坪単価は 3.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(遊佐駅)は +17.2 ％(坪単価 +0.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(西袋駅)は -45.9 ％(坪単価 -2.1 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2020年 28.8 分 → 2021年 34.2 分、+18.7 ％と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 9.4 ％ → 2021年 1.5 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった酒田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.2万円/坪(2.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -1.5％( -0.1万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 21 件(１年前(2020年)に比べて +110.0％( +11件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった西袋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.5万円/坪(0.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -45.9％( -2.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR羽越本線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 鼠ケ関駅 | - | - | - |
| 小岩川駅 | - | - | 2.0万/坪 (19.7坪) |
| あつみ温泉駅 | - | - | - |
| 五十川駅 | - | - | 1.9万/坪 (49.9坪) |
| 小波渡駅 | - | - | - |
| 三瀬駅 | 5.6万/坪 (78.1坪) | - | - |
| 羽前水沢駅 | 0.10万/坪 (99.8坪) | - | 1.4万/坪 (60.5坪) |
| 羽前大山駅 | - | 6.8万/坪 (93.8坪) | 2.3万/坪 (109坪) |
| 鶴岡駅 | 7.3万/坪 (130坪) | 8.2万/坪 (61.3坪) | 9.1万/坪 (97.5坪) |
| 藤島駅 | 3.4万/坪 (131坪) | - | 2.6万/坪 (97.9坪) |
| 西袋駅 | 2.5万/坪 (303坪) | 4.6万/坪 (67.3坪) | 0.6万/坪 (21.9坪) |
| 余目駅 | 3.1万/坪 (173坪) | 4.2万/坪 (104坪) | - |
| 北余目駅 | - | - | 1.2万/坪 (151坪) |
| 砂越駅 | - | 5.2万/坪 (124坪) | 3.5万/坪 (136坪) |
| 東酒田駅 | 6.0万/坪 (121坪) | - | 13.5万/坪 (81.7坪) |
| 酒田駅 | 9.2万/坪 (74.7坪) | 9.3万/坪 (67.9坪) | 9.1万/坪 (82.3坪) |
| 本楯駅 | 4.3万/坪 (115坪) | - | - |
| 南鳥海駅 | 5.1万/坪 (109坪) | - | - |
| 遊佐駅 | 3.9万/坪 (87.7坪) | 3.3万/坪 (109坪) | - |
| 吹浦駅 | - | 0.3万/坪 (139坪) | - |
| 女鹿駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
遊佐駅 3.9 万/坪(昨年同期比 +17.2 ％)
遊佐駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.9万円/坪(1.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +17.2％( +0.6万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 87.7 坪 (昨年 108.9 坪から -19.4 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 4.0 分 → 2021年 6.0 分、+50.0 ％と大きく増加)
西袋駅 2.5 万/坪(昨年同期比 -45.9 ％)
西袋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.5万円/坪(0.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -45.9％( -2.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 302.5 坪 (昨年 67.3 坪から +349.4 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 75.0 分 → 2021年 60.0 分、-20.0 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示