
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜3月期の近鉄御所線 (尺土駅~近鉄御所駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.2万円/坪(3.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -29.2%( -5.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2023年)に比べて -45.5%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 222.3 坪 (昨年 151.4 坪から +46.8 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。近鉄新庄駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは近鉄新庄駅で昨年に比べ +49.3 %、坪単価は 24.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(近鉄新庄駅)は +49.3 %(坪単価 +8.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(忍海駅)は -41.6 %(坪単価 -4.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 9.1 % → 2024年 16.7 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 11.6 分 → 2024年 13.5 分、+16.0 %と増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった近鉄新庄駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.7万円/坪(7.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +49.3%( +8.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -71.4%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった忍海駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.5万円/坪(2.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -41.6%( -4.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
近鉄御所線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
尺土駅 | - | 24.7万/坪 (37.1坪) | 35.6万/坪 (39.3坪) |
近鉄新庄駅 | 24.7万/坪 (65.0坪) | 16.5万/坪 (166坪) | 10.9万/坪 (154坪) |
忍海駅 | 6.5万/坪 (343坪) | 11.2万/坪 (236坪) | 4.2万/坪 (28.7坪) |
近鉄御所駅 | 4.3万/坪 (175坪) | - | 2.2万/坪 (13.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
近鉄新庄駅 24.7 万/坪(昨年同期比 +49.3 %)
近鉄新庄駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.7万円/坪(7.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +49.3%( +8.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -71.4%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 65.0 坪 (昨年 166.4 坪から -60.9 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 11.6 分 → 2024年 8.5 分、-26.5 %と大きく減少)
忍海駅 6.5 万/坪(昨年同期比 -41.6 %)
忍海駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.5万円/坪(2.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -41.6%( -4.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 342.8 坪 (昨年 236.0 坪から +45.3 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 14.0 分 → 2024年 20.0 分、+42.9 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示