【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年4月〜6月期のJR京浜東北線 (大宮駅~川口駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 140万円/坪(42.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +17.6%( +20.9万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 15 件(1年前(2023年)に比べて -85.0%( -85件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 47.8 坪 (昨年 58.7 坪から -18.7 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。北浦和駅、西川口駅、川口駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは西川口駅で昨年に比べ +62.8 %、坪単価は 197 万円/坪となった。
上位 1 駅(西川口駅)は +62.8 %(坪単価 +76.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(大宮駅)は -47.7 %(坪単価 -64.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 3.0 % → 2024年 6.7 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった西川口駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 197万円/坪(59.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +62.8%( +76.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった大宮駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 71.2万円/坪(21.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -47.7%( -64.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて -81.2%( -13件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR京浜東北線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
大宮駅 | 71.2万/坪 (24.2坪) | 136万/坪 (62.1坪) | 103万/坪 (54.7坪) |
さいたま新都心駅 | - | 170万/坪 (34.8坪) | 147万/坪 (187坪) |
与野駅 | - | 125万/坪 (94.8坪) | 136万/坪 (63.8坪) |
北浦和駅 | 179万/坪 (39.7坪) | 149万/坪 (42.4坪) | 110万/坪 (43.6坪) |
浦和駅 | - | 159万/坪 (50.7坪) | 143万/坪 (35.9坪) |
南浦和駅 | - | 122万/坪 (64.1坪) | 138万/坪 (81.6坪) |
蕨駅 | - | 89.0万/坪 (36.4坪) | 101万/坪 (55.4坪) |
西川口駅 | 197万/坪 (54.5坪) | 121万/坪 (97.3坪) | 76.4万/坪 (30.3坪) |
川口駅 | 108万/坪 (68.4坪) | 76.5万/坪 (82.1坪) | 108万/坪 (53.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
西川口駅 197.2 万/坪(昨年同期比 +62.8 %)
西川口駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 197万円/坪(59.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +62.8%( +76.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 54.5 坪 (昨年 97.3 坪から -44.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 13.3 分 → 2024年 8.0 分、-40.0 %と大きく減少)
大宮駅 71.2 万/坪(昨年同期比 -47.7 %)
大宮駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 71.2万円/坪(21.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -47.7%( -64.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて -81.2%( -13件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 24.2 坪 (昨年 62.1 坪から -61.0 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 19.3 分 → 2024年 25.0 分、+29.4 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示