【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年10月〜12月期の秩父本線 (羽生駅～三峰口駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.0万円/坪(3.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +72.2％( +4.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 104 件(１年前(2019年)に比べて -34.2％( -54件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 104.6 坪 (昨年 190.4 坪から -45.1 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 12 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。ほとんどの駅において下落した。寄居駅、皆野駅、大野原駅、御花畑駅、影森駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは和銅黒谷駅で昨年に比べ +670.4 ％、坪単価は 8.0 万円/坪となった。
上位 2 駅(和銅黒谷駅、新郷駅)は +547.5 ％(坪単価 +5.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(秩父駅、武州荒木駅)は -28.7 ％(坪単価 -3.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 3.2 ％ → 2020年 12.5 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2019年 22.7 分 → 2020年 25.9 分、+14.2 ％と増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった御花畑駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.7万円/坪(5.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +54.1％( +5.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2019年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった三峰口駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.5万円/坪(0.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +1.1％( +0.0万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 秩父本線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 羽生駅 | 4.2万/坪 (213坪) | 4.1万/坪 (179坪) | 6.1万/坪 (180坪) |
| 西羽生駅 | - | 2.1万/坪 (62.5坪) | 0.5万/坪 (69.6坪) |
| 新郷駅 | 4.7万/坪 (121坪) | 0.9万/坪 (184坪) | 2.2万/坪 (65.0坪) |
| 武州荒木駅 | 3.0万/坪 (333坪) | 3.9万/坪 (109坪) | 2.6万/坪 (140坪) |
| 東行田駅 | 7.9万/坪 (78.1坪) | 7.3万/坪 (137坪) | 3.3万/坪 (245坪) |
| 行田市駅 | 7.9万/坪 (67.4坪) | 9.3万/坪 (40.8坪) | 9.5万/坪 (139坪) |
| 持田駅 | 2.3万/坪 (51.4坪) | - | 10.5万/坪 (157坪) |
| ソシオ流通センター駅 | - | 5.7万/坪 (52.9坪) | 2.6万/坪 (424坪) |
| 熊谷駅 | 13.1万/坪 (106坪) | 16.3万/坪 (82.6坪) | 14.5万/坪 (110坪) |
| 上熊谷駅 | - | - | - |
| 石原駅 | - | - | - |
| ひろせ野鳥の森駅 | 11.2万/坪 (60.5坪) | - | - |
| 大麻生駅 | - | - | - |
| 明戸駅 | - | - | - |
| 武川駅 | 14.2万/坪 (63.5坪) | 5.5万/坪 (83.2坪) | 7.0万/坪 (133坪) |
| 永田駅 | - | - | 5.1万/坪 (231坪) |
| ふかや花園駅 | 4.0万/坪 (60.5坪) | - | - |
| 小前田駅 | 8.1万/坪 (119坪) | 8.6万/坪 (89.2坪) | 7.4万/坪 (102坪) |
| 桜沢駅 | 8.5万/坪 (101坪) | 2.4万/坪 (276坪) | 6.4万/坪 (121坪) |
| 寄居駅 | 11.3万/坪 (82.6坪) | 9.2万/坪 (130坪) | 8.5万/坪 (346坪) |
| 波久礼駅 | - | - | 2.4万/坪 (293坪) |
| 樋口駅 | - | - | - |
| 野上駅 | - | - | - |
| 長瀞駅 | 5.4万/坪 (33.3坪) | - | 6.0万/坪 (166坪) |
| 上長瀞駅 | - | - | - |
| 親鼻駅 | - | - | - |
| 皆野駅 | 4.9万/坪 (110坪) | 3.6万/坪 (231坪) | 10.1万/坪 (42.4坪) |
| 和銅黒谷駅 | 8.0万/坪 (81.7坪) | 1.0万/坪 (484坪) | - |
| 大野原駅 | 6.5万/坪 (92.3坪) | 3.8万/坪 (160坪) | 5.3万/坪 (72.6坪) |
| 秩父駅 | 11.9万/坪 (94.2坪) | 18.3万/坪 (137坪) | 14.5万/坪 (68.8坪) |
| 御花畑駅 | 16.7万/坪 (61.3坪) | 10.9万/坪 (119坪) | 22.8万/坪 (54.5坪) |
| 影森駅 | 9.0万/坪 (98.3坪) | 6.3万/坪 (94.7坪) | 5.7万/坪 (178坪) |
| 浦山口駅 | - | - | - |
| 武州中川駅 | - | - | - |
| 武州日野駅 | - | - | - |
| 白久駅 | - | 0.19万/坪 (575坪) | - |
| 三峰口駅 | 1.5万/坪 (48.4坪) | 1.5万/坪 (124坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
和銅黒谷駅 8.0 万/坪(昨年同期比 +670.4 ％)
和銅黒谷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.0万円/坪(2.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +670.4％( +6.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 81.7 坪 (昨年 484.0 坪から -83.1 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 15.0 分 → 2020年 25.0 分、+66.7 ％と大きく増加)
新郷駅 4.7 万/坪(昨年同期比 +424.7 ％)
新郷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.7万円/坪(1.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +424.7％( +3.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2019年)に比べて -88.9％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 121.0 坪 (昨年 183.8 坪から -34.2 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 13.4 分 → 2020年 2.0 分、-85.1 ％と大きく減少)
秩父駅 11.9 万/坪(昨年同期比 -34.9 ％)
秩父駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.9万円/坪(3.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -34.9％( -6.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2019年)に比べて +33.3％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 94.2 坪 (昨年 137.1 坪から -31.3 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 48.0 分 → 2020年 15.2 分、-68.2 ％と大きく減少)
武州荒木駅 3.0 万/坪(昨年同期比 -22.5 ％)
武州荒木駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.0万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -22.5％( -0.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2019年)に比べて -50.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 332.8 坪 (昨年 109.3 坪から +204.5 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 52.5 分 → 2020年 29.0 分、-44.8 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示