【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年4月〜6月期のJR姫新線 (姫路駅～上月駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.7万円/坪(4.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -25.3％( -5.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 58 件(１年前(2022年)に比べて -22.7％( -17件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 112.2 坪 (昨年 108.9 坪から +3.0 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が減少。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。播磨新宮駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは播磨新宮駅で昨年に比べ +55.3 ％、坪単価は 4.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(播磨新宮駅)は +55.3 ％(坪単価 +1.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(余部駅)は -73.9 ％(坪単価 -11.7 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった姫路駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.2万円/坪(6.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -24.4％( -7.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 30 件(１年前(2022年)に比べて -18.9％( -7件/坪)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった余部駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.1万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -73.9％( -11.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(１年前(2022年)に比べて -45.5％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR姫新線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 姫路駅 | 22.2万/坪 (93.9坪) | 29.4万/坪 (86.4坪) | 27.8万/坪 (89.7坪) |
| 播磨高岡駅 | - | 14.8万/坪 (159坪) | 12.5万/坪 (41.6坪) |
| 余部駅 | 4.1万/坪 (183坪) | 15.9万/坪 (97.1坪) | 24.6万/坪 (52.9坪) |
| 太市駅 | - | 1.2万/坪 (296坪) | - |
| 本竜野駅 | 8.7万/坪 (94.6坪) | 15.7万/坪 (95.7坪) | 12.4万/坪 (112坪) |
| 東觜崎駅 | 6.7万/坪 (254坪) | 6.8万/坪 (200坪) | 14.7万/坪 (116坪) |
| 播磨新宮駅 | 4.8万/坪 (126坪) | 3.1万/坪 (146坪) | 6.7万/坪 (128坪) |
| 千本駅 | - | 2.4万/坪 (24.2坪) | - |
| 西栗栖駅 | - | 0.9万/坪 (175坪) | - |
| 三日月駅 | 6.4万/坪 (84.7坪) | - | 0.4万/坪 (270坪) |
| 播磨徳久駅 | - | 1.8万/坪 (36.3坪) | 11.3万/坪 (142坪) |
| 佐用駅 | - | - | 6.8万/坪 (95.3坪) |
| 上月駅 | 1.0万/坪 (90.8坪) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
播磨新宮駅 4.8 万/坪(昨年同期比 +55.3 ％)
播磨新宮駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.8万円/坪(1.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +55.3％( +1.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(１年前(2022年)に比べて -33.3％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 126.0 坪 (昨年 146.2 坪から -13.8 ％減)。
余部駅 4.1 万/坪(昨年同期比 -73.9 ％)
余部駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.1万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -73.9％( -11.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(１年前(2022年)に比べて -45.5％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 183.0 坪 (昨年 97.1 坪から +88.5 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2022年 31.8 分 → 2023年 36.5 分、+14.7 ％と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示