【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜6月期のJR関西本線 (長島駅～島ケ原駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.3万円/坪(3.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +5.6％( +0.6万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 86 件(１年前(2023年)に比べて -65.6％( -164件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 113.5 坪 (昨年 126.3 坪から -10.1 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 8 駅。ほとんどの駅において下落した。井田川駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは新堂駅で昨年に比べ +188.6 ％、坪単価は 2.4 万円/坪となった。
上位 2 駅(新堂駅、井田川駅)は +111.7 ％(坪単価 +1.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(加佐登駅、関駅)は -82.3 ％(坪単価 -2.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 2.8 ％ → 2024年 8.1 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった桑名駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.1万円/坪(8.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +0.9％( +0.2万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 20 件(１年前(2023年)に比べて -62.3％( -33件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった関駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.4万円/坪(0.13万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -77.6％( -1.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -85.7％( -18件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR関西本線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 長島駅 | - | - | - |
| 桑名駅 | 27.1万/坪 (81.3坪) | 26.9万/坪 (80.8坪) | 27.8万/坪 (72.5坪) |
| 朝日駅 | 23.3万/坪 (111坪) | 25.2万/坪 (68.3坪) | 14.2万/坪 (95.1坪) |
| 富田駅 | 4.3万/坪 (46.9坪) | 16.6万/坪 (73.0坪) | 10.4万/坪 (30.5坪) |
| 富田浜駅 | - | 10.8万/坪 (28.7坪) | 6.6万/坪 (24.2坪) |
| 四日市駅 | 20.9万/坪 (85.3坪) | 18.6万/坪 (79.9坪) | 12.0万/坪 (87.9坪) |
| 南四日市駅 | 9.1万/坪 (132坪) | - | 9.9万/坪 (60.5坪) |
| 河原田駅 | 4.0万/坪 (102坪) | 5.6万/坪 (352坪) | 6.4万/坪 (199坪) |
| 河曲駅 | 3.3万/坪 (151坪) | 5.5万/坪 (150坪) | 3.0万/坪 (117坪) |
| 加佐登駅 | 0.5万/坪 (219坪) | 4.0万/坪 (160坪) | 3.3万/坪 (155坪) |
| 井田川駅 | 7.3万/坪 (114坪) | 5.4万/坪 (167坪) | 7.2万/坪 (155坪) |
| 亀山駅 | 5.9万/坪 (190坪) | 5.8万/坪 (141坪) | 5.3万/坪 (148坪) |
| 関駅 | 0.4万/坪 (165坪) | 2.0万/坪 (129坪) | 2.1万/坪 (192坪) |
| 加太駅 | - | - | - |
| 柘植駅 | 0.5万/坪 (51.9坪) | 1.7万/坪 (129坪) | 1.4万/坪 (66.4坪) |
| 新堂駅 | 2.4万/坪 (42.4坪) | 0.8万/坪 (118坪) | 0.9万/坪 (79.3坪) |
| 佐那具駅 | 1.9万/坪 (77.6坪) | 2.1万/坪 (103坪) | 2.3万/坪 (117坪) |
| 伊賀上野駅 | - | 3.6万/坪 (65.0坪) | 0.3万/坪 (240坪) |
| 島ケ原駅 | 0.4万/坪 (87.0坪) | - | 0.8万/坪 (96.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
新堂駅 2.4 万/坪(昨年同期比 +188.6 ％)
新堂駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.4万円/坪(0.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +188.6％( +1.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -90.9％( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 42.4 坪 (昨年 118.3 坪から -64.2 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 70.0 分 → 2024年 60.0 分、-14.3 ％と減少)
井田川駅 7.3 万/坪(昨年同期比 +34.8 ％)
井田川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.3万円/坪(2.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +34.8％( +1.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(１年前(2023年)に比べて -71.0％( -22件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 113.8 坪 (昨年 167.0 坪から -31.9 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 26.9 分 → 2024年 31.9 分、+18.7 ％と増加)
加佐登駅 0.5 万/坪(昨年同期比 -87.0 ％)
加佐登駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.5万円/坪(0.16万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -87.0％( -3.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -57.1％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 218.8 坪 (昨年 160.0 坪から +36.7 ％増)。
関駅 0.4 万/坪(昨年同期比 -77.6 ％)
関駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.4万円/坪(0.13万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -77.6％( -1.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -85.7％( -18件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 165.4 坪 (昨年 128.6 坪から +28.6 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 29.0 分 → 2024年 38.7 分、+33.1 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示