【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年1月〜3月期のJR関西本線 (長島駅～島ケ原駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.6万円/坪(2.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -5.1％( -0.5万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 54 件(１年前(2022年)に比べて -28.0％( -21件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 117.1 坪 (昨年 141.6 坪から -17.3 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。朝日駅、四日市駅、佐那具駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは四日市駅で昨年に比べ +81.8 ％、坪単価は 14.4 万円/坪となった。
上位 2 駅(四日市駅、佐那具駅)は +75.1 ％(坪単価 +3.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(加佐登駅、新堂駅)は -76.6 ％(坪単価 -0.7 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった朝日駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.0万円/坪(7.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +24.0％( +4.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった加佐登駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.03万円/坪(0.01万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -92.7％( -0.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| JR関西本線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 長島駅 | - | - | - |
| 桑名駅 | 20.0万/坪 (62.5坪) | 25.9万/坪 (79.2坪) | 21.4万/坪 (87.5坪) |
| 朝日駅 | 25.0万/坪 (56.0坪) | 20.2万/坪 (52.9坪) | 16.5万/坪 (121坪) |
| 富田駅 | - | - | 15.9万/坪 (25.7坪) |
| 富田浜駅 | - | - | - |
| 四日市駅 | 14.4万/坪 (103坪) | 7.9万/坪 (42.9坪) | 14.1万/坪 (51.4坪) |
| 南四日市駅 | - | - | - |
| 河原田駅 | - | 5.1万/坪 (262坪) | 13.5万/坪 (81.9坪) |
| 河曲駅 | 3.3万/坪 (209坪) | - | - |
| 加佐登駅 | 0.03万/坪 (34.8坪) | 0.4万/坪 (254坪) | 1.7万/坪 (206坪) |
| 井田川駅 | 4.3万/坪 (138坪) | 8.8万/坪 (190坪) | 4.0万/坪 (224坪) |
| 亀山駅 | 8.7万/坪 (123坪) | 7.9万/坪 (97.5坪) | 5.6万/坪 (151坪) |
| 関駅 | 5.5万/坪 (119坪) | 4.6万/坪 (371坪) | 0.3万/坪 (293坪) |
| 加太駅 | - | - | 0.3万/坪 (231坪) |
| 柘植駅 | - | 1.7万/坪 (57.1坪) | 0.17万/坪 (378坪) |
| 新堂駅 | 0.6万/坪 (59.5坪) | 1.6万/坪 (63.5坪) | 1.1万/坪 (67.5坪) |
| 佐那具駅 | 3.1万/坪 (168坪) | 1.9万/坪 (109坪) | 1.6万/坪 (192坪) |
| 伊賀上野駅 | - | 0.3万/坪 (240坪) | - |
| 島ケ原駅 | - | 0.8万/坪 (96.8坪) | 0.4万/坪 (250坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
四日市駅 14.4 万/坪(昨年同期比 +81.8 ％)
四日市駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.4万円/坪(4.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +81.8％( +6.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(１年前(2022年)に比べて +200.0％( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 102.9 坪 (昨年 42.9 坪から +140.0 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 8.7 分 → 2023年 13.7 分、+57.7 ％と大きく増加)
佐那具駅 3.1 万/坪(昨年同期比 +68.4 ％)
佐那具駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.1万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +68.4％( +1.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2022年)に比べて -55.6％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 168.3 坪 (昨年 108.5 坪から +55.1 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2022年 36.0 分 → 2023年 29.2 分、-18.8 ％と減少)
加佐登駅 0.0 万/坪(昨年同期比 -92.7 ％)
加佐登駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.03万円/坪(0.01万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -92.7％( -0.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 34.8 坪 (昨年 254.1 坪から -86.3 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 90.0 分 → 2023年 120.0 分、+33.3 ％と大きく増加)
新堂駅 0.6 万/坪(昨年同期比 -60.5 ％)
新堂駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.6万円/坪(0.19万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -60.5％( -1.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2022年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 59.5 坪 (昨年 63.5 坪から -6.3 ％減)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示