【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年10月〜12月期のJR関西本線 (長島駅～島ケ原駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.6万円/坪(2.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +33.4％( +2.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 72 件(１年前(2020年)に比べて -32.1％( -34件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 111.6 坪 (昨年 144.3 坪から -22.7 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。ほとんどの駅において下落した。河曲駅、亀山駅、佐那具駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは加佐登駅で昨年に比べ +228.0 ％、坪単価は 2.0 万円/坪となった。
上位 2 駅(加佐登駅、富田駅)は +214.1 ％(坪単価 +7.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(河原田駅、新堂駅)は -50.7 ％(坪単価 -2.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 41.8 分 → 2021年 34.1 分、-18.5 ％と減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 0.9 ％ → 2021年 2.8 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった富田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.0万円/坪(6.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +200.2％( +14.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2020年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新堂駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.3万円/坪(0.10万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -47.4％( -0.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -87.5％( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR関西本線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 長島駅 | - | - | - |
| 桑名駅 | 17.9万/坪 (62.9坪) | 31.9万/坪 (66.7坪) | 13.5万/坪 (61.0坪) |
| 朝日駅 | - | 12.5万/坪 (123坪) | 9.9万/坪 (60.5坪) |
| 富田駅 | 21.0万/坪 (98.3坪) | 7.0万/坪 (25.7坪) | - |
| 富田浜駅 | 8.4万/坪 (35.5坪) | - | 13.8万/坪 (109坪) |
| 四日市駅 | 10.6万/坪 (46.9坪) | 10.7万/坪 (49.2坪) | 12.6万/坪 (34.8坪) |
| 南四日市駅 | 5.9万/坪 (210坪) | 2.0万/坪 (251坪) | - |
| 河原田駅 | 4.3万/坪 (124坪) | 9.4万/坪 (163坪) | 12.6万/坪 (81.4坪) |
| 河曲駅 | 2.7万/坪 (191坪) | 1.6万/坪 (133坪) | 3.8万/坪 (164坪) |
| 加佐登駅 | 2.0万/坪 (157坪) | 0.6万/坪 (269坪) | 1.2万/坪 (252坪) |
| 井田川駅 | 7.1万/坪 (109坪) | 10.9万/坪 (129坪) | 9.8万/坪 (155坪) |
| 亀山駅 | 5.1万/坪 (177坪) | 3.0万/坪 (157坪) | 5.2万/坪 (137坪) |
| 関駅 | 1.1万/坪 (79.7坪) | 1.3万/坪 (92.6坪) | 4.3万/坪 (67.1坪) |
| 加太駅 | - | - | - |
| 柘植駅 | - | 0.11万/坪 (43.9坪) | 0.4万/坪 (104坪) |
| 新堂駅 | 0.3万/坪 (63.5坪) | 0.6万/坪 (140坪) | 1.4万/坪 (183坪) |
| 佐那具駅 | 3.5万/坪 (62.6坪) | 1.8万/坪 (132坪) | 3.9万/坪 (191坪) |
| 伊賀上野駅 | - | 0.4万/坪 (228坪) | - |
| 島ケ原駅 | - | 0.5万/坪 (192坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
加佐登駅 2.0 万/坪(昨年同期比 +228.0 ％)
加佐登駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.0万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +228.0％( +1.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 156.9 坪 (昨年 268.7 坪から -41.6 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 51.8 分 → 2021年 80.0 分、+54.6 ％と大きく増加)
富田駅 21.0 万/坪(昨年同期比 +200.2 ％)
富田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.0万円/坪(6.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +200.2％( +14.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2020年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 98.3 坪 (昨年 25.7 坪から +282.4 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 9.0 分 → 2021年 2.0 分、-77.8 ％と大きく減少)
河原田駅 4.3 万/坪(昨年同期比 -54.1 ％)
河原田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.3万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -54.1％( -5.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2020年)に比べて -75.0％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 124.0 坪 (昨年 163.4 坪から -24.1 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 14.0 分 → 2021年 12.0 分、-14.3 ％と減少)
新堂駅 0.3 万/坪(昨年同期比 -47.4 ％)
新堂駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.3万円/坪(0.10万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -47.4％( -0.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -87.5％( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 63.5 坪 (昨年 139.9 坪から -54.6 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 71.2 分 → 2021年 60.0 分、-15.8 ％と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示