【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜3月期の近鉄鈴鹿線 (伊勢若松駅～平田町駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.0万円/坪(4.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +20.9％( +2.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(１年前(2023年)に比べて -87.9％( -58件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 188.9 坪 (昨年 130.9 坪から +44.2 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。三日市駅、平田町駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは三日市駅で昨年に比べ +88.5 ％、坪単価は 21.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(三日市駅)は +88.5 ％(坪単価 +10.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(鈴鹿市駅)は -54.5 ％(坪単価 -9.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 6.1 ％ → 2024年 25.0 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった三日市駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.8万円/坪(6.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +88.5％( +10.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -71.4％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった鈴鹿市駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.8万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -54.5％( -9.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -95.2％( -20件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 近鉄鈴鹿線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 伊勢若松駅 | - | 5.4万/坪 (157坪) | 1.0万/坪 (85.9坪) |
| 柳駅 | - | 2.0万/坪 (99.8坪) | 2.6万/坪 (93.8坪) |
| 鈴鹿市駅 | 7.8万/坪 (34.8坪) | 17.1万/坪 (114坪) | 14.4万/坪 (145坪) |
| 三日市駅 | 21.8万/坪 (351坪) | 11.6万/坪 (161坪) | 15.6万/坪 (105坪) |
| 平田町駅 | 13.7万/坪 (155坪) | 11.3万/坪 (133坪) | 11.2万/坪 (154坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
三日市駅 21.8 万/坪(昨年同期比 +88.5 ％)
三日市駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.8万円/坪(6.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +88.5％( +10.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -71.4％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 350.9 坪 (昨年 160.5 坪から +118.6 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 19.3 分 → 2024年 22.5 分、+16.7 ％と増加)
鈴鹿市駅 7.8 万/坪(昨年同期比 -54.5 ％)
鈴鹿市駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.8万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -54.5％( -9.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -95.2％( -20件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 34.8 坪 (昨年 114.3 坪から -69.6 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 9.9 分 → 2024年 5.0 分、-49.3 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 14.3 ％ → 2024年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示