【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2022年7月〜9月期のJR長崎本線 (東諫早駅~長崎駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は37.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +24.5%( +7.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 25 件(1年前(2021年)に比べて +19.0%( +4件/㎡)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 17.7年(昨年 22.0年から -19.6 %減)。平均専有面積は 73.2 ㎡ (昨年 65.2 ㎡から +12.2 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。諫早駅、浦上駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは浦上駅で昨年に比べ +85.9 %、単価は 39.3 万円/㎡となった。
上位 1 駅(浦上駅)は +85.9 %(単価 +18.2 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(長崎駅)は +10.5 %(単価 +3.7 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2021年 22.0 年 → 2022年 17.7 年、-19.6 %と減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 7.1 % → 2022年 22.7 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった浦上駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は39.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +85.9%( +18.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった諫早駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +28.9%( +5.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて +200.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
JR長崎本線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
東諫早駅 | - | - | - |
諫早駅 | 25.8万/㎡ (19.2年/78.3㎡) | 20.0万/㎡ (22.5年/90.0㎡) | 15.0万/㎡ (0年/140㎡) |
西諫早駅 | - | 5.6万/㎡ (44.5年/75.0㎡) | - |
喜々津駅 | - | 37.8万/㎡ (0.5年/90.0㎡) | - |
肥前古賀駅 | - | 13.8万/㎡ (0年/65.0㎡) | - |
現川駅 | 22.7万/㎡ (20.5年/75.0㎡) | - | - |
浦上駅 | 39.3万/㎡ (22.5年/78.8㎡) | 21.2万/㎡ (34.2年/60.0㎡) | 27.1万/㎡ (26.5年/75.0㎡) |
長崎駅 | 39.2万/㎡ (16.2年/70.9㎡) | 35.5万/㎡ (17.3年/62.3㎡) | 40.4万/㎡ (11.3年/70.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
浦上駅 39.3 万/㎡(昨年同期比 +85.9 %)
浦上駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は39.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +85.9%( +18.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 22.5年(昨年 34.2年から -34.1 %減)。平均専有面積は 78.8 ㎡ (昨年 60.0 ㎡から +31.2 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 34.2 年 → 2022年 22.5 年、-34.1 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 33.3 % → 2022年 33.3 %)
長崎駅 39.2 万/㎡(昨年同期比 +10.5 %)
長崎駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は39.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +10.5%( +3.7万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 17 件(1年前(2021年)に比べて +30.8%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 16.2年(昨年 17.3年から -5.9 %減)。平均専有面積は 70.9 ㎡ (昨年 62.3 ㎡から +13.8 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 40.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示