【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2022年1月〜3月期のJR両毛線 (山前駅～小山駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて +51.1％( +7.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(１年前(2021年)に比べて +27.3％( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 27.0年(昨年 23.4年から +15.4 ％増)。平均専有面積は 61.8 ㎡ (昨年 58.2 ㎡から +6.2 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。小山駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは足利駅で昨年に比べ +324.6 ％、単価は 35.4 万円/㎡となった。
上位 1 駅(足利駅)は +324.6 ％(単価 +27.1 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(小山駅)は +22.7 ％(単価 +3.9 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 16.6 分 → 2022年 11.0 分、-33.7 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 20.0 ％ → 2022年 42.9 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2021年 23.4 年 → 2022年 27.0 年、+15.4 ％と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2021年 70.0 ％ → 2022年 72.7 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった足利駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は35.4万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて +324.6％( +27.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった小山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.9万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて +22.7％( +3.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(１年前(2021年)に比べて +50.0％( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
| JR両毛線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 山前駅 | - | 12.0万/㎡ (36.0年/20.0㎡) | 7.0万/㎡ (0年/60.0㎡) |
| 足利駅 | 35.4万/㎡ (24.0年/65.0㎡) | 8.3万/㎡ (29.0年/30.0㎡) | - |
| 佐野駅 | - | 8.2万/㎡ (25.0年/60.0㎡) | - |
| 栃木駅 | 30.7万/㎡ (14.0年/75.0㎡) | - | - |
| 小山駅 | 20.9万/㎡ (28.8年/60.4㎡) | 17.0万/㎡ (20.6年/66.2㎡) | 23.9万/㎡ (24.0年/66.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
足利駅 35.4 万/㎡(昨年同期比 +324.6 ％)
足利駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は35.4万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて +324.6％( +27.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 24.0年(昨年 29.0年から -17.2 ％減)。平均専有面積は 65.0 ㎡ (昨年 30.0 ㎡から +116.7 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2021年 29.0 年 → 2022年 24.0 年、-17.2 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 ％ → 2022年 100.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 5.0 分 → 2022年 30.0 分、+500.0 ％と大きく増加)
小山駅 20.9 万/㎡(昨年同期比 +22.7 ％)
小山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.9万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて +22.7％( +3.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(１年前(2021年)に比べて +50.0％( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 28.8年(昨年 20.6年から +39.9 ％増)。平均専有面積は 60.4 ㎡ (昨年 66.2 ㎡から -8.8 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 17.9 分 → 2022年 10.0 分、-44.0 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 14.3 ％ → 2022年 41.7 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 20.6 年 → 2022年 28.8 年、+39.9 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 57.1 ％ → 2022年 77.8 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示