【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2021年4月〜6月期のJR白新線 (新潟駅～新発田駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.5万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +3.8％( +0.8万円/㎡)と小幅に上昇しています。売買数は 58 件(１年前(2020年)に比べて +45.0％( +18件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 29.0年(昨年 29.1年から -0.3 ％減)。平均専有面積は 61.6 ㎡ (昨年 56.1 ㎡から +9.7 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。東新潟駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは東新潟駅で昨年に比べ +42.9 ％、単価は 22.2 万円/㎡となった。
上位 1 駅(東新潟駅)は +42.9 ％(単価 +6.7 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(新潟駅)は +2.6 ％(単価 +0.6 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 19.7 分 → 2021年 15.8 分、-19.6 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 78.3 ％ → 2021年 45.2 ％)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 2.5 ％ → 2021年 3.5 ％)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 13.0 ％ → 2021年 26.2 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった東新潟駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.2万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +42.9％( +6.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2020年)に比べて +100.0％( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新潟駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +2.6％( +0.6万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 55 件(１年前(2020年)に比べて +44.7％( +17件/㎡)と大幅に増加しています。)。
| JR白新線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 新潟駅 | 21.6万/㎡ (29.2年/60.8㎡) | 21.1万/㎡ (29.1年/54.5㎡) | 21.6万/㎡ (25.3年/62.7㎡) |
| 東新潟駅 | 22.2万/㎡ (23.3年/90.0㎡) | 15.6万/㎡ (0年/90.0㎡) | 23.2万/㎡ (21.3年/95.0㎡) |
| 大形駅 | - | 10.7万/㎡ (0年/85.0㎡) | 22.8万/㎡ (13.8年/67.5㎡) |
| 豊栄駅 | - | - | - |
| 西新発田駅 | - | - | - |
| 新発田駅 | 11.1万/㎡ (32.3年/45.0㎡) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
東新潟駅 22.2 万/㎡(昨年同期比 +42.9 ％)
東新潟駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.2万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +42.9％( +6.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2020年)に比べて +100.0％( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均専有面積は 90.0 ㎡ (昨年 90.0 ㎡から +0.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 23.0 分 → 2021年 1.0 分、-95.7 ％と大きく減少)
新潟駅 21.6 万/㎡(昨年同期比 +2.6 ％)
新潟駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +2.6％( +0.6万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 55 件(１年前(2020年)に比べて +44.7％( +17件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 29.2年(昨年 29.1年から +0.4 ％増)。平均専有面積は 60.8 ㎡ (昨年 54.5 ㎡から +11.6 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 19.8 分 → 2021年 16.4 分、-17.3 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 78.3 ％ → 2021年 41.0 ％)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 13.0 ％ → 2021年 28.2 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示