【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年1月〜3月期の豊橋鉄道渥美線 (新豊橋駅~三河田原駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -28.3%( -9.2万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 25 件(1年前(2023年)に比べて +92.3%( +12件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 30.5年(昨年 28.4年から +7.4 %増)。平均専有面積は 66.8 ㎡ (昨年 65.4 ㎡から +2.2 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。植田駅は、昨年から 10 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは小池駅で昨年に比べ -91.1 %、単価は 8.0 万円/㎡となった。
上位 1 駅(南栄駅)は +2.2 %(単価 +0.3 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(小池駅)は -91.1 %(単価 -82.0 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 15.4 % → 2024年 28.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 9.2 分 → 2024年 10.1 分、+10.1 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 61.5 % → 2024年 80.0 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった植田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -5.9%( -1.9万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 14 件(1年前(2023年)に比べて +55.6%( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった小池駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は8.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -91.1%( -82.0万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
豊橋鉄道渥美線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
新豊橋駅 | - | - | - |
柳生橋駅 | 19.8万/㎡ (27.0年/86.7㎡) | - | 22.2万/㎡ (18.0年/90.0㎡) |
小池駅 | 8.0万/㎡ (34.0年/20.0㎡) | 90.0万/㎡ (33.0年/20.0㎡) | 13.3万/㎡ (31.0年/45.0㎡) |
愛知大学前駅 | 21.4万/㎡ (28.0年/70.0㎡) | - | - |
南栄駅 | 15.8万/㎡ (35.0年/52.5㎡) | 15.5万/㎡ (34.4年/78.3㎡) | 14.4万/㎡ (34.2年/75.8㎡) |
高師駅 | - | - | 18.9万/㎡ (31.0年/78.8㎡) |
植田駅 | 29.9万/㎡ (28.3年/71.4㎡) | 31.8万/㎡ (25.9年/66.1㎡) | 24.2万/㎡ (29.9年/81.0㎡) |
大清水駅 | 6.2万/㎡ (54.0年/40.0㎡) | - | - |
三河田原駅 | 5.0万/㎡ (29.0年/70.0㎡) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
南栄駅 15.8 万/㎡(昨年同期比 +2.2 %)
南栄駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は15.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +2.2%( +0.3万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2023年)に比べて +33.3%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 35.0年(昨年 34.4年から +1.9 %増)。平均専有面積は 52.5 ㎡ (昨年 78.3 ㎡から -33.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 11.7 分 → 2024年 4.8 分、-59.3 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 % → 2024年 100.0 %)
小池駅 8.0 万/㎡(昨年同期比 -91.1 %)
小池駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は8.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -91.1%( -82.0万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 34.0年(昨年 33.0年から +3.0 %増)。平均専有面積は 20.0 ㎡ (昨年 20.0 ㎡から +0.0 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 % → 2024年 100.0 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 % → 2024年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示