【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2021年4月〜6月期の西武狭山線 (西所沢駅～西武球場前駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.4万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて -12.7％( -3.3万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 17 件(１年前(2020年)に比べて +325.0％( +13件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 29.8年(昨年 26.3年から +13.5 ％増)。平均専有面積は 74.4 ㎡ (昨年 52.5 ㎡から +41.7 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(西所沢駅)は +2.5 ％(単価 +0.8 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(下山口駅)は -26.6 ％(単価 -3.5 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 ％ → 2021年 53.3 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2020年 26.3 年 → 2021年 29.8 年、+13.5 ％と増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 6.2 分 → 2021年 9.8 分、+56.2 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 75.0 ％ → 2021年 23.5 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった西所沢駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は32.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +2.5％( +0.8万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 9 件(１年前(2020年)に比べて +350.0％( +7件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった下山口駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は9.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて -26.6％( -3.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(１年前(2020年)に比べて +600.0％( +6件/㎡)と大幅に増加しています。)。
| 西武狭山線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 西所沢駅 | 32.6万/㎡ (21.1年/66.7㎡) | 31.8万/㎡ (22.8年/55.0㎡) | 27.0万/㎡ (21.1年/56.0㎡) |
| 下山口駅 | 9.7万/㎡ (38.7年/87.1㎡) | 13.2万/㎡ (32.3年/50.0㎡) | - |
| 西武球場前駅 | 20.0万/㎡ (28.3年/55.0㎡) | 26.0万/㎡ (27.3年/50.0㎡) | 12.5万/㎡ (0年/55.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
西所沢駅 32.6 万/㎡(昨年同期比 +2.5 ％)
西所沢駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は32.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +2.5％( +0.8万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 9 件(１年前(2020年)に比べて +350.0％( +7件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 21.1年(昨年 22.8年から -7.2 ％減)。平均専有面積は 66.7 ㎡ (昨年 55.0 ㎡から +21.2 ％増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 ％ → 2021年 42.9 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 4.5 分 → 2021年 9.6 分、+112.3 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 ％ → 2021年 33.3 ％)
下山口駅 9.7 万/㎡(昨年同期比 -26.6 ％)
下山口駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は9.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて -26.6％( -3.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(１年前(2020年)に比べて +600.0％( +6件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 38.7年(昨年 32.3年から +19.9 ％増)。平均専有面積は 87.1 ㎡ (昨年 50.0 ㎡から +74.3 ％増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 ％ → 2021年 57.1 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2020年 32.3 年 → 2021年 38.7 年、+19.9 ％と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示