【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2022年7月〜9月期の流鉄流山線 (馬橋駅~流山駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -2.1%( -0.5万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 9 件(1年前(2021年)に比べて -52.6%( -10件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 27.1年(昨年 32.1年から -15.7 %減)。平均専有面積は 60.6 ㎡ (昨年 49.7 ㎡から +21.8 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。流山駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは流山駅で昨年に比べ +32.4 %、単価は 21.1 万円/㎡となった。
上位 1 駅(流山駅)は +32.4 %(単価 +5.2 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(馬橋駅)は +10.6 %(単価 +2.2 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2021年 32.1 年 → 2022年 27.1 年、-15.7 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 52.6 % → 2022年 33.3 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2021年 7.6 分 → 2022年 8.7 分、+13.6 %と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2021年 36.8 % → 2022年 33.3 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった馬橋駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +10.6%( +2.2万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -10件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった流山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +32.4%( +5.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
流鉄流山線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
馬橋駅 | 23.3万/㎡ (31.3年/58.0㎡) | 21.1万/㎡ (36.1年/45.0㎡) | 23.4万/㎡ (29.3年/63.0㎡) |
小金城趾駅 | - | - | - |
鰭ケ崎駅 | - | - | - |
平和台駅 | - | 42.8万/㎡ (6.5年/72.5㎡) | - |
流山駅 | 21.1万/㎡ (21.8年/63.8㎡) | 16.0万/㎡ (28.0年/62.5㎡) | 18.7万/㎡ (32.5年/75.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
流山駅 21.1 万/㎡(昨年同期比 +32.4 %)
流山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +32.4%( +5.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 21.8年(昨年 28.0年から -22.3 %減)。平均専有面積は 63.8 ㎡ (昨年 62.5 ㎡から +2.0 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 28.0 年 → 2022年 21.8 年、-22.3 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 75.0 %)
馬橋駅 23.3 万/㎡(昨年同期比 +10.6 %)
馬橋駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +10.6%( +2.2万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -10件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 31.3年(昨年 36.1年から -13.1 %減)。平均専有面積は 58.0 ㎡ (昨年 45.0 ㎡から +28.9 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2021年 36.1 年 → 2022年 31.3 年、-13.1 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 53.3 % → 2022年 20.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 8.4 分 → 2022年 11.8 分、+40.5 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 33.3 % → 2022年 40.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示