【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2023年1月〜3月期のJR長崎本線 (鳥栖駅~牛津駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +31.9%( +6.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(1年前(2022年)に比べて -47.8%( -11件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 17.7年(昨年 22.0年から -19.5 %減)。平均専有面積は 81.2 ㎡ (昨年 79.3 ㎡から +2.4 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。鳥栖駅、佐賀駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは鳥栖駅で昨年に比べ +32.7 %、単価は 27.3 万円/㎡となった。
上位 1 駅(鳥栖駅)は +32.7 %(単価 +6.7 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(佐賀駅)は +31.1 %(単価 +6.1 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2022年 22.0 年 → 2023年 17.7 年、-19.5 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2022年 61.9 % → 2023年 50.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 13.0 分 → 2023年 16.4 分、+26.3 %と大きく増加)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった鳥栖駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +32.7%( +6.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった佐賀駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +31.1%( +6.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(1年前(2022年)に比べて -52.4%( -11件/㎡)と大幅に減少しています。)。
JR長崎本線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
鳥栖駅 | 27.3万/㎡ (18.0年/92.5㎡) | 20.6万/㎡ (22.0年/75.0㎡) | 15.7万/㎡ (30.5年/70.0㎡) |
吉野ケ里公園駅 | - | - | - |
伊賀屋駅 | - | - | - |
佐賀駅 | 25.7万/㎡ (17.6年/79.0㎡) | 19.6万/㎡ (22.0年/79.8㎡) | 19.5万/㎡ (24.5年/76.6㎡) |
鍋島駅 | - | - | 18.6万/㎡ (20.2年/80.0㎡) |
牛津駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
鳥栖駅 27.3 万/㎡(昨年同期比 +32.7 %)
鳥栖駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +32.7%( +6.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 18.0年(昨年 22.0年から -18.2 %減)。平均専有面積は 92.5 ㎡ (昨年 75.0 ㎡から +23.3 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2022年 22.0 年 → 2023年 18.0 年、-18.2 %と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 10.0 分 → 2023年 8.0 分、-20.0 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2022年 50.0 % → 2023年 50.0 %)
佐賀駅 25.7 万/㎡(昨年同期比 +31.1 %)
佐賀駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +31.1%( +6.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(1年前(2022年)に比べて -52.4%( -11件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 17.6年(昨年 22.0年から -19.8 %減)。平均専有面積は 79.0 ㎡ (昨年 79.8 ㎡から -1.0 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2022年 22.0 年 → 2023年 17.6 年、-19.8 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 63.2 % → 2023年 50.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 13.3 分 → 2023年 18.1 分、+36.1 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示