【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年7月〜9月期のJR山手線 (品川駅～田町駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 894万円/坪(270万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +73.2％( +377.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(１年前(2022年)に比べて -78.6％( -22件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 76.4 坪 (昨年 48.6 坪から +57.1 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(田端駅)は +172.5 ％(坪単価 +239.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(恵比寿駅)は -63.1 ％(坪単価 -1062.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 8.9 分 → 2023年 6.3 分、-28.5 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 21.4 ％ → 2023年 33.3 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった池袋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1,102万円/坪(333万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +112.3％( +583.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -80.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった田端駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 378万円/坪(114万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +172.5％( +239.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| JR山手線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 品川駅 | - | - | 551万/坪 (18.2坪) |
| 大崎駅 | - | 322万/坪 (30.3坪) | 348万/坪 (32.3坪) |
| 五反田駅 | - | 595万/坪 (30.3坪) | 550万/坪 (24.2坪) |
| 目黒駅 | - | 413万/坪 (52.4坪) | 362万/坪 (35.4坪) |
| 恵比寿駅 | 622万/坪 (25.7坪) | 1,685万/坪 (46.9坪) | 531万/坪 (23.7坪) |
| 渋谷駅 | - | 1,144万/坪 (78.7坪) | - |
| 原宿駅 | 2,254万/坪 (66.6坪) | - | - |
| 代々木駅 | - | - | 203万/坪 (19.7坪) |
| 新宿駅 | - | - | - |
| 新大久保駅 | - | - | 311万/坪 (30.3坪) |
| 高田馬場駅 | - | 365万/坪 (78.7坪) | 264万/坪 (25.7坪) |
| 目白駅 | - | 376万/坪 (16.6坪) | 290万/坪 (27.2坪) |
| 池袋駅 | 1,102万/坪 (45.4坪) | 519万/坪 (48.1坪) | - |
| 大塚駅 | - | 159万/坪 (157坪) | 311万/坪 (30.3坪) |
| 巣鴨駅 | - | 419万/坪 (34.3坪) | 205万/坪 (31.8坪) |
| 駒込駅 | - | 386万/坪 (21.7坪) | 294万/坪 (32.1坪) |
| 田端駅 | 378万/坪 (42.4坪) | 139万/坪 (46.9坪) | 274万/坪 (15.1坪) |
| 西日暮里駅 | 202万/坪 (54.5坪) | - | 221万/坪 (34.8坪) |
| 日暮里駅 | 804万/坪 (224坪) | - | - |
| 鶯谷駅 | - | 305万/坪 (59.0坪) | 463万/坪 (50.7坪) |
| 上野駅 | - | - | - |
| 御徒町駅 | - | - | - |
| 秋葉原駅 | - | - | 595万/坪 (30.3坪) |
| 神田駅 | - | - | - |
| 東京駅 | - | - | - |
| 新橋駅 | - | - | - |
| 浜松町駅 | - | - | - |
| 田町駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
田端駅 377.8 万/坪(昨年同期比 +172.5 ％)
田端駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 378万円/坪(114万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +172.5％( +239.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 42.4 坪 (昨年 46.9 坪から -9.7 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 3.0 分 → 2023年 7.0 分、+133.3 ％と大きく増加)
恵比寿駅 622.3 万/坪(昨年同期比 -63.1 ％)
恵比寿駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 622万円/坪(188万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -63.1％( -1062.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 25.7 坪 (昨年 46.9 坪から -45.2 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 5.5 分 → 2023年 10.0 分、+81.8 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示