【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年7月〜9月期のJR根室本線 (滝川駅～根室駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.0万円/坪(2.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +18.5％( +1.2万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 178 件(１年前(2021年)に比べて -16.8％( -36件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 130.1 坪 (昨年 124.5 坪から +4.5 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 9 駅に対して、値下がりした駅数は 11 駅。ほとんどの駅において下落した。芦別駅、帯広駅、札内駅、厚岸駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは武佐駅で昨年に比べ +255.1 ％、坪単価は 6.4 万円/坪となった。
上位 2 駅(武佐駅、芦別駅)は +175.0 ％(坪単価 +2.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(新大楽毛駅、東根室駅)は -69.4 ％(坪単価 -2.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 39.7 分 → 2022年 32.9 分、-17.0 ％と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 1.9 ％ → 2022年 2.8 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった帯広駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.9万円/坪(3.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +35.6％( +3.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 67 件(１年前(2021年)に比べて -28.7％( -27件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった音別駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.3万円/坪(0.09万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -1.3％( -0.0万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR根室本線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 滝川駅 | 2.2万/坪 (153坪) | 2.2万/坪 (110坪) | 2.5万/坪 (103坪) |
| 東滝川駅 | - | - | - |
| 赤平駅 | 1.6万/坪 (93.8坪) | 1.4万/坪 (198坪) | 1.1万/坪 (60.5坪) |
| 茂尻駅 | - | - | - |
| 平岸駅 | 54.7万/坪 (43.9坪) | - | 35.2万/坪 (185坪) |
| 芦別駅 | 1.7万/坪 (80.9坪) | 0.9万/坪 (286坪) | 1.9万/坪 (131坪) |
| 上芦別駅 | - | 0.00万/坪 (185坪) | 0.4万/坪 (123坪) |
| 野花南駅 | - | - | - |
| 富良野駅 | 5.7万/坪 (163坪) | 5.9万/坪 (106坪) | 5.7万/坪 (77.6坪) |
| 布部駅 | - | - | - |
| 山部駅 | - | - | 0.04万/坪 (454坪) |
| 下金山駅 | - | - | - |
| 金山駅 | - | - | 0.20万/坪 (178坪) |
| 東鹿越駅 | 0.01万/坪 (148坪) | - | - |
| 幾寅駅 | - | - | - |
| 落合駅 | - | - | - |
| 新得駅 | - | 0.21万/坪 (239坪) | 2.4万/坪 (289坪) |
| 十勝清水駅 | 1.0万/坪 (44.6坪) | 2.4万/坪 (123坪) | 1.9万/坪 (77.1坪) |
| 御影駅 | - | - | 0.7万/坪 (204坪) |
| 芽室駅 | 8.7万/坪 (149坪) | 7.3万/坪 (115坪) | 6.6万/坪 (126坪) |
| 大成駅 | - | - | - |
| 西帯広駅 | - | - | - |
| 柏林台駅 | - | 14.7万/坪 (81.7坪) | - |
| 帯広駅 | 12.9万/坪 (114坪) | 9.5万/坪 (99.8坪) | 8.5万/坪 (89.1坪) |
| 札内駅 | 10.2万/坪 (59.0坪) | 6.6万/坪 (122坪) | 6.3万/坪 (132坪) |
| 幕別駅 | 2.3万/坪 (123坪) | 4.3万/坪 (57.5坪) | 2.8万/坪 (133坪) |
| 利別駅 | - | - | - |
| 池田駅 | - | 1.0万/坪 (48.4坪) | 2.3万/坪 (148坪) |
| 十弗駅 | - | - | - |
| 豊頃駅 | 0.4万/坪 (293坪) | 0.5万/坪 (200坪) | 1.0万/坪 (99.8坪) |
| 新吉野駅 | - | - | - |
| 浦幌駅 | 1.7万/坪 (96.8坪) | - | 0.9万/坪 (153坪) |
| 厚内駅 | - | - | 0.3万/坪 (78.7坪) |
| 音別駅 | 0.3万/坪 (333坪) | 0.3万/坪 (115坪) | 1.0万/坪 (182坪) |
| 白糠駅 | - | 0.16万/坪 (484坪) | - |
| 西庶路駅 | 0.11万/坪 (126坪) | - | 0.7万/坪 (189坪) |
| 庶路駅 | 0.09万/坪 (78.7坪) | - | 0.11万/坪 (322坪) |
| 大楽毛駅 | 0.8万/坪 (356坪) | 1.1万/坪 (177坪) | 1.0万/坪 (217坪) |
| 新大楽毛駅 | 1.0万/坪 (249坪) | 4.5万/坪 (69.6坪) | 1.6万/坪 (255坪) |
| 新富士駅 | 5.6万/坪 (162坪) | 6.3万/坪 (105坪) | 6.1万/坪 (152坪) |
| 釧路駅 | 7.2万/坪 (99.0坪) | 6.7万/坪 (144坪) | 5.7万/坪 (108坪) |
| 東釧路駅 | 6.3万/坪 (52.9坪) | 6.8万/坪 (49.2坪) | 5.5万/坪 (181坪) |
| 武佐駅 | 6.4万/坪 (78.7坪) | 1.8万/坪 (345坪) | 4.3万/坪 (168坪) |
| 別保駅 | - | - | - |
| 上尾幌駅 | - | - | - |
| 尾幌駅 | - | - | - |
| 門静駅 | - | - | - |
| 厚岸駅 | 1.6万/坪 (49.9坪) | 0.9万/坪 (421坪) | 1.5万/坪 (89.2坪) |
| 茶内駅 | - | - | - |
| 浜中駅 | 1.2万/坪 (66.6坪) | - | 1.0万/坪 (275坪) |
| 姉別駅 | - | - | - |
| 厚床駅 | - | - | - |
| 落石駅 | - | - | - |
| 西和田駅 | - | - | - |
| 東根室駅 | 1.0万/坪 (200坪) | 2.5万/坪 (78.7坪) | - |
| 根室駅 | 2.2万/坪 (81.7坪) | 2.3万/坪 (130坪) | 0.6万/坪 (43.9坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
武佐駅 6.4 万/坪(昨年同期比 +255.1 ％)
武佐駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.4万円/坪(1.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +255.1％( +4.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 78.7 坪 (昨年 344.9 坪から -77.2 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 90.0 分 → 2022年 30.0 分、-66.7 ％と大きく減少)
芦別駅 1.7 万/坪(昨年同期比 +94.9 ％)
芦別駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.7万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +94.9％( +0.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 80.9 坪 (昨年 285.9 坪から -71.7 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 18.5 分 → 2022年 10.0 分、-45.9 ％と大きく減少)
新大楽毛駅 1.0 万/坪(昨年同期比 -78.1 ％)
新大楽毛駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.0万円/坪(0.29万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -78.1％( -3.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2021年)に比べて +150.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 248.8 坪 (昨年 69.6 坪から +257.6 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 30.0 分 → 2022年 24.6 分、-18.0 ％と減少)
東根室駅 1.0 万/坪(昨年同期比 -60.6 ％)
東根室駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.0万円/坪(0.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -60.6％( -1.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 199.7 坪 (昨年 78.7 坪から +153.8 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2021年 21.0 分 → 2022年 24.5 分、+16.7 ％と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示