【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2023年4月〜6月期の東武大師線 (西新井駅~大師前駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は55.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて -18.0%( -12.3万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 11 件(1年前(2022年)に比べて +57.1%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 25.3年(昨年 25.0年から +1.1 %増)。平均専有面積は 59.5 ㎡ (昨年 55.0 ㎡から +8.3 %増)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。西新井駅は、昨年から 10 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは大師前駅で昨年に比べ -25.2 %、単価は 54.0 万円/㎡となった。
上位 1 駅(西新井駅)は -9.2 %(単価 -6.0 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(大師前駅)は -25.2 %(単価 -18.2 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2022年 8.3 分 → 2023年 7.0 分、-15.5 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 71.4 % → 2023年 22.2 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 28.6 % → 2023年 18.2 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった西新井駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は59.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて -9.2%( -6.0万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった大師前駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は54.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて -25.2%( -18.2万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2022年)に比べて +133.3%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
東武大師線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
西新井駅 | 59.1万/㎡ (25.6年/61.2㎡) | 65.1万/㎡ (22.3年/53.8㎡) | 52.0万/㎡ (20.1年/60.0㎡) |
大師前駅 | 54.0万/㎡ (25.1年/58.6㎡) | 72.2万/㎡ (28.6年/56.7㎡) | 47.0万/㎡ (21.1年/41.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
西新井駅 59.1 万/㎡(昨年同期比 -9.2 %)
西新井駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は59.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて -9.2%( -6.0万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 25.6年(昨年 22.3年から +15.0 %増)。平均専有面積は 61.2 ㎡ (昨年 53.8 ㎡から +14.0 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 8.8 分 → 2023年 4.8 分、-45.7 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2022年 22.3 年 → 2023年 25.6 年、+15.0 %と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2022年 25.0 % → 2023年 25.0 %)
大師前駅 54.0 万/㎡(昨年同期比 -25.2 %)
大師前駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は54.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて -25.2%( -18.2万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2022年)に比べて +133.3%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 25.1年(昨年 28.6年から -12.2 %減)。平均専有面積は 58.6 ㎡ (昨年 56.7 ㎡から +3.4 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2022年 28.6 年 → 2023年 25.1 年、-12.2 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 100.0 % → 2023年 33.3 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 33.3 % → 2023年 14.3 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示