【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2023年1月〜6月期のJR山陰本線 (綾羅木駅~下関駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +31.7%( +5.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 22 件(1年前(2022年)に比べて -35.3%( -12件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 24.5年(昨年 24.7年から -0.7 %減)。平均専有面積は 68.9 ㎡ (昨年 76.9 ㎡から -10.5 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。下関駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは下関駅で昨年に比べ +86.1 %、単価は 20.8 万円/㎡となった。
上位 1 駅(下関駅)は +86.1 %(単価 +9.6 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(綾羅木駅)は -23.1 %(単価 -6.5 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2022年 58.1 % → 2023年 52.4 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 3.2 % → 2023年 14.3 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった幡生駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +3.6%( +0.8万円/㎡)と小幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2022年)に比べて -54.5%( -6件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった下関駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +86.1%( +9.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 16 件(1年前(2022年)に比べて -20.0%( -4件/㎡)と大幅に減少しています。)。
JR山陰本線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
綾羅木駅 | 21.5万/㎡ (27.3年/65.0㎡) | 28.0万/㎡ (14.8年/73.3㎡) | 24.0万/㎡ (15.3年/75.0㎡) |
幡生駅 | 22.7万/㎡ (17.3年/70.0㎡) | 21.9万/㎡ (17.6年/78.2㎡) | 18.7万/㎡ (21.7年/83.2㎡) |
下関駅 | 20.8万/㎡ (26.1年/68.8㎡) | 11.2万/㎡ (29.6年/76.8㎡) | 15.8万/㎡ (26.6年/74.3㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
下関駅 20.8 万/㎡(昨年同期比 +86.1 %)
下関駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +86.1%( +9.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 16 件(1年前(2022年)に比べて -20.0%( -4件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 26.1年(昨年 29.6年から -11.6 %減)。平均専有面積は 68.8 ㎡ (昨年 76.8 ㎡から -10.4 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2022年 29.6 年 → 2023年 26.1 年、-11.6 %と減少)
- 駅からの平均距離が減少(2022年 32.8 分 → 2023年 28.8 分、-12.0 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 68.4 % → 2023年 50.0 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 5.3 % → 2023年 18.8 %)
綾羅木駅 21.5 万/㎡(昨年同期比 -23.1 %)
綾羅木駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて -23.1%( -6.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -66.7%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 27.3年(昨年 14.8年から +84.7 %増)。平均専有面積は 65.0 ㎡ (昨年 73.3 ㎡から -11.4 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 9.3 分 → 2023年 1.0 分、-89.3 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 14.8 年 → 2023年 27.3 年、+84.7 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 33.3 % → 2023年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示