【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年1月〜3月期の近鉄道明寺線 (柏原駅~道明寺駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -20.8%( -6.9万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 32.8年(昨年 20.0年から +64.0 %増)。平均専有面積は 56.0 ㎡ (昨年 65.0 ㎡から -13.8 %減)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(柏原駅)は -26.4 %(単価 -11.3 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(道明寺駅)は -75.7 %(単価 -13.7 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 20.0 % → 2025年 40.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 20.0 年 → 2025年 32.8 年、+64.0 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 20.0 % → 2025年 60.0 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった柏原駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は31.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -26.4%( -11.3万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2024年)に比べて +33.3%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった道明寺駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は4.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -75.7%( -13.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
| 近鉄道明寺線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 柏原駅 | 31.6万/㎡ (28.0年/57.5㎡) | 42.9万/㎡ (10.7年/68.3㎡) | 33.1万/㎡ (18.0年/68.8㎡) |
| 道明寺駅 | 4.4万/㎡ (52.0年/50.0㎡) | 18.1万/㎡ (34.0年/60.0㎡) | 23.5万/㎡ (24.5年/68.8㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
柏原駅 31.6 万/㎡(昨年同期比 -26.4 %)
柏原駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は31.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -26.4%( -11.3万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2024年)に比べて +33.3%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 28.0年(昨年 10.7年から +162.5 %増)。平均専有面積は 57.5 ㎡ (昨年 68.3 ㎡から -15.9 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 3.3 分 → 2025年 2.8 分、-17.5 %と減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 10.7 年 → 2025年 28.0 年、+162.5 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 100.0 % → 2025年 50.0 %)
道明寺駅 4.4 万/㎡(昨年同期比 -75.7 %)
道明寺駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は4.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -75.7%( -13.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 52.0年(昨年 34.0年から +52.9 %増)。平均専有面積は 50.0 ㎡ (昨年 60.0 ㎡から -16.7 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 34.0 年 → 2025年 52.0 年、+52.9 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 5.5 分 → 2025年 8.0 分、+45.5 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 % → 2025年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示