【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年10月〜12月期のJR越後線 (柏崎駅～新潟駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は24.9万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +16.6％( +3.5万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 58 件(１年前(2023年)に比べて -9.4％( -6件/㎡)と弱含みに推移しています。)。
平均築年数は 27.6年(昨年 29.1年から -5.1 ％減)。平均専有面積は 60.1 ㎡ (昨年 60.9 ㎡から -1.3 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。小針駅、青山駅、新潟駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは小針駅で昨年に比べ +36.0 ％、単価は 30.0 万円/㎡となった。
上位 1 駅(小針駅)は +36.0 ％(単価 +7.9 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(白山駅)は -64.6 ％(単価 -21.7 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 16.9 分 → 2024年 14.0 分、-16.9 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 70.7 ％ → 2024年 38.3 ％)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 1.7 ％ → 2024年 2.1 ％)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 13.8 ％ → 2024年 23.4 ％)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2023年 11.1 ％ → 2024年 10.7 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった小針駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +36.0％( +7.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -85.7％( -6件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった白山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は11.9万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて -64.6％( -21.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(１年前(2023年)に比べて +200.0％( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
| JR越後線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 柏崎駅 | - | - | - |
| 桐原駅 | - | - | - |
| 寺泊駅 | - | - | - |
| 分水駅 | - | - | - |
| 岩室駅 | - | - | - |
| 内野駅 | - | - | - |
| 新潟大学前駅 | - | 9.6万/㎡ (32.8年/50.0㎡) | 20.0万/㎡ (29.8年/45.0㎡) |
| 寺尾駅 | - | - | - |
| 小針駅 | 30.0万/㎡ (19.8年/80.0㎡) | 22.1万/㎡ (26.1年/64.3㎡) | 21.4万/㎡ (20.8年/70.0㎡) |
| 青山駅 | 20.6万/㎡ (32.1年/63.3㎡) | 15.7万/㎡ (36.1年/65.0㎡) | 11.3万/㎡ (38.1年/61.0㎡) |
| 関屋駅 | 14.3万/㎡ (30.3年/58.8㎡) | 15.2万/㎡ (28.4年/53.3㎡) | 14.0万/㎡ (43.1年/60.0㎡) |
| 白山駅 | 11.9万/㎡ (37.1年/48.3㎡) | 33.6万/㎡ (14.8年/90.0㎡) | 20.6万/㎡ (34.9年/62.5㎡) |
| 新潟駅 | 27.8万/㎡ (25.4年/61.1㎡) | 21.7万/㎡ (29.7年/59.6㎡) | 19.0万/㎡ (32.5年/58.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
小針駅 30.0 万/㎡(昨年同期比 +36.0 ％)
小針駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +36.0％( +7.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -85.7％( -6件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 19.8年(昨年 26.1年から -24.3 ％減)。平均専有面積は 80.0 ㎡ (昨年 64.3 ㎡から +24.4 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 26.1 年 → 2024年 19.8 年、-24.3 ％と大きく減少)
白山駅 11.9 万/㎡(昨年同期比 -64.6 ％)
白山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は11.9万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて -64.6％( -21.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(１年前(2023年)に比べて +200.0％( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 37.1年(昨年 14.8年から +151.4 ％増)。平均専有面積は 48.3 ㎡ (昨年 90.0 ㎡から -46.3 ％減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 ％ → 2024年 33.3 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 14.8 年 → 2024年 37.1 年、+151.4 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 5.0 分 → 2024年 13.8 分、+176.7 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 ％ → 2024年 33.3 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示