【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期の神戸電鉄有馬線 (長田駅～有馬温泉駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.4万円/坪(4.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -28.3％( -6.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 10 件(１年前(2024年)に比べて -80.8％( -42件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 130.1 坪 (昨年 101.8 坪から +27.8 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。箕谷駅は、昨年から 5 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは箕谷駅で昨年に比べ +5.3 ％、坪単価は 12.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(箕谷駅)は +5.3 ％(坪単価 +0.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(山の街駅)は -89.1 ％(坪単価 -23.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 13.6 分 → 2025年 9.5 分、-30.0 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 3.8 ％ → 2025年 20.0 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった長田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 28.8万円/坪(8.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +0.2％( +0.0万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -60.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった山の街駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.9万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -89.1％( -23.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -80.0％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 神戸電鉄有馬線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 長田駅 | 28.8万/坪 (31.0坪) | 28.7万/坪 (49.3坪) | 24.4万/坪 (103坪) |
| 丸山駅 | - | 17.3万/坪 (142坪) | 20.5万/坪 (69.6坪) |
| 鵯越駅 | - | - | 8.4万/坪 (52.9坪) |
| 鈴蘭台駅 | 22.0万/坪 (63.5坪) | 22.1万/坪 (84.9坪) | 20.9万/坪 (72.6坪) |
| 北鈴蘭台駅 | - | 28.2万/坪 (60.0坪) | 28.9万/坪 (80.3坪) |
| 山の街駅 | 2.9万/坪 (153坪) | 26.6万/坪 (57.3坪) | 19.9万/坪 (73.9坪) |
| 箕谷駅 | 12.4万/坪 (184坪) | 11.8万/坪 (166坪) | 30.6万/坪 (86.2坪) |
| 谷上駅 | - | 43.4万/坪 (93.0坪) | - |
| 花山駅 | - | 26.1万/坪 (64.3坪) | 14.1万/坪 (234坪) |
| 大池駅 | - | 16.6万/坪 (158坪) | 10.4万/坪 (71.1坪) |
| 神鉄六甲駅 | 18.8万/坪 (133坪) | - | - |
| 唐櫃台駅 | - | - | 9.5万/坪 (63.5坪) |
| 有馬口駅 | - | - | - |
| 有馬温泉駅 | - | 2.3万/坪 (34.8坪) | 6.9万/坪 (91.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
箕谷駅 12.4 万/坪(昨年同期比 +5.3 ％)
箕谷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.4万円/坪(3.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +5.3％( +0.6万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 4 件(１年前(2024年)に比べて -66.7％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 184.1 坪 (昨年 166.4 坪から +10.7 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 23.4 分 → 2025年 17.2 分、-26.3 ％と大きく減少)
山の街駅 2.9 万/坪(昨年同期比 -89.1 ％)
山の街駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.9万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -89.1％( -23.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -80.0％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 152.8 坪 (昨年 57.3 坪から +166.6 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 11.2 分 → 2025年 2.5 分、-77.7 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 20.0 ％ → 2025年 50.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示