【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜3月期のJR太多線 (多治見駅～美濃太田駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.6万円/坪(3.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -15.0％( -2.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 24 件(１年前(2023年)に比べて +20.0％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 109.5 坪 (昨年 138.0 坪から -20.6 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。全ての駅において下落した。小泉駅、根本駅、美濃太田駅は、昨年から 5 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは多治見駅で昨年に比べ -32.5 ％、坪単価は 14.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(根本駅)は -10.8 ％(坪単価 -1.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(多治見駅)は -32.5 ％(坪単価 -7.1 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 17.9 分 → 2024年 26.9 分、+50.8 ％と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった多治見駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.7万円/坪(4.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -32.5％( -7.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 12 件(１年前(2023年)に比べて +100.0％( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった美濃太田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.8万円/坪(3.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -17.6％( -2.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -70.0％( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR太多線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 多治見駅 | 14.7万/坪 (119坪) | 21.8万/坪 (82.2坪) | 13.8万/坪 (170坪) |
| 小泉駅 | 10.8万/坪 (89.7坪) | 12.4万/坪 (287坪) | 7.3万/坪 (206坪) |
| 根本駅 | 10.1万/坪 (105坪) | 11.3万/坪 (66.6坪) | 16.5万/坪 (57.5坪) |
| 姫駅 | - | - | 1.2万/坪 (49.9坪) |
| 下切駅 | - | - | 1.7万/坪 (126坪) |
| 可児駅 | - | - | - |
| 美濃川合駅 | 12.1万/坪 (126坪) | - | - |
| 美濃太田駅 | 9.8万/坪 (86.7坪) | 11.9万/坪 (156坪) | 10.8万/坪 (154坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
根本駅 10.1 万/坪(昨年同期比 -10.8 ％)
根本駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.1万円/坪(3.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -10.8％( -1.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 4 件(１年前(2023年)に比べて +100.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 104.7 坪 (昨年 66.6 坪から +57.4 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 25.5 分 → 2024年 18.5 分、-27.5 ％と大きく減少)
多治見駅 14.7 万/坪(昨年同期比 -32.5 ％)
多治見駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.7万円/坪(4.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -32.5％( -7.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 12 件(１年前(2023年)に比べて +100.0％( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 119.1 坪 (昨年 82.2 坪から +44.9 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 12.5 分 → 2024年 35.1 分、+180.7 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示