
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期のJR横浜線 (成瀬駅~八王子駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 54.1万円/坪(16.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -8.2%( -4.8万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 34 件(1年前(2024年)に比べて -83.0%( -166件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 73.7 坪 (昨年 92.0 坪から -19.9 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。片倉駅、八王子駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは片倉駅で昨年に比べ +63.0 %、坪単価は 66.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(片倉駅)は +63.0 %(坪単価 +25.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(町田駅)は -40.4 %(坪単価 -45.1 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 29.0 分 → 2025年 36.1 分、+24.4 %と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった成瀬駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 73.2万円/坪(22.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -0.2%( -0.2万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて -93.1%( -27件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった八王子駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 52.5万円/坪(15.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +20.5%( +8.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 18 件(1年前(2024年)に比べて -74.6%( -53件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR横浜線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
成瀬駅 | 73.2万/坪 (48.4坪) | 73.4万/坪 (94.0坪) | 82.0万/坪 (67.9坪) |
町田駅 | 66.6万/坪 (70.8坪) | 112万/坪 (85.1坪) | 77.7万/坪 (77.8坪) |
相原駅 | - | 35.7万/坪 (69.2坪) | 26.9万/坪 (154坪) |
八王子みなみ野駅 | 60.1万/坪 (49.9坪) | 57.3万/坪 (142坪) | 63.2万/坪 (93.5坪) |
片倉駅 | 66.1万/坪 (54.5坪) | 40.6万/坪 (83.8坪) | 47.8万/坪 (47.8坪) |
八王子駅 | 52.5万/坪 (65.7坪) | 43.6万/坪 (97.0坪) | 40.6万/坪 (90.4坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
片倉駅 66.1 万/坪(昨年同期比 +63.0 %)
片倉駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 66.1万円/坪(20.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +63.0%( +25.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -85.7%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 54.5 坪 (昨年 83.8 坪から -35.1 %減)。
町田駅 66.6 万/坪(昨年同期比 -40.4 %)
町田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 66.6万円/坪(20.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -40.4%( -45.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2024年)に比べて -81.8%( -27件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 70.8 坪 (昨年 85.1 坪から -16.8 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 20.1 分 → 2025年 15.3 分、-23.7 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示