【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年4月〜6月期のJR横浜線 (成瀬駅~八王子駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 50.5万円/坪(15.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +15.7%( +6.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 21 件(1年前(2024年)に比べて -57.1%( -28件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 90.2 坪 (昨年 83.1 坪から +8.5 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。成瀬駅、町田駅、八王子みなみ野駅、八王子駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは町田駅で昨年に比べ +54.8 %、坪単価は 72.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(町田駅)は +54.8 %(坪単価 +25.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(相原駅)は -63.4 %(坪単価 -7.5 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった成瀬駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 115万円/坪(34.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +29.2%( +26.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて -60.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった相原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.3万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -63.4%( -7.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR横浜線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 成瀬駅 | 115万/坪 (31.8坪) | 89.2万/坪 (75.9坪) | 93.0万/坪 (60.5坪) |
| 町田駅 | 72.0万/坪 (77.9坪) | 46.5万/坪 (56.0坪) | 101万/坪 (54.1坪) |
| 相原駅 | 4.3万/坪 (69.6坪) | 11.8万/坪 (67.1坪) | 28.3万/坪 (221坪) |
| 八王子みなみ野駅 | 86.2万/坪 (99.8坪) | 66.1万/坪 (151坪) | 98.2万/坪 (49.9坪) |
| 片倉駅 | - | 48.7万/坪 (57.5坪) | 54.8万/坪 (52.9坪) |
| 八王子駅 | 41.9万/坪 (113坪) | 34.0万/坪 (110坪) | 44.6万/坪 (91.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
町田駅 72.0 万/坪(昨年同期比 +54.8 %)
町田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 72.0万円/坪(21.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +54.8%( +25.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2024年)に比べて -42.9%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 77.9 坪 (昨年 56.0 坪から +39.2 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 25.3 分 → 2025年 22.5 分、-11.0 %と減少)
相原駅 4.3 万/坪(昨年同期比 -63.4 %)
相原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.3万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -63.4%( -7.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 69.6 坪 (昨年 67.1 坪から +3.8 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 11.0 分 → 2025年 18.0 分、+63.6 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示