【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年4月〜6月期のJR水郡線 (水戸駅～常陸太田駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.3万円/坪(2.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -15.5％( -1.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 33 件(１年前(2024年)に比べて -46.8％( -29件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 174.4 坪 (昨年 112.0 坪から +55.8 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。水戸駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは上菅谷駅で昨年に比べ +1922.3 ％、坪単価は 2.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(上菅谷駅)は +1922.3 ％(坪単価 +2.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(常陸大宮駅)は -70.9 ％(坪単価 -5.7 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 40.7 分 → 2025年 49.4 分、+21.5 ％と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった水戸駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.0万円/坪(4.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +36.6％( +3.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 15 件(１年前(2024年)に比べて -63.4％( -26件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった山方宿駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.3万円/坪(0.10万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -37.2％( -0.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2024年)に比べて +300.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR水郡線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 水戸駅 | 14.0万/坪 (109坪) | 10.2万/坪 (113坪) | 10.2万/坪 (127坪) |
| 常陸青柳駅 | - | - | - |
| 常陸津田駅 | 0.13万/坪 (575坪) | - | - |
| 後台駅 | 2.5万/坪 (90.8坪) | 2.5万/坪 (121坪) | 1.7万/坪 (99.8坪) |
| 下菅谷駅 | - | 10.2万/坪 (78.7坪) | 7.8万/坪 (121坪) |
| 中菅谷駅 | - | 13.5万/坪 (69.6坪) | 10.7万/坪 (185坪) |
| 上菅谷駅 | 2.3万/坪 (130坪) | 0.11万/坪 (87.7坪) | 3.0万/坪 (224坪) |
| 常陸鴻巣駅 | 1.7万/坪 (333坪) | - | - |
| 瓜連駅 | - | 4.7万/坪 (90.8坪) | 3.5万/坪 (143坪) |
| 静駅 | - | 1.0万/坪 (393坪) | 0.3万/坪 (121坪) |
| 常陸大宮駅 | 2.4万/坪 (198坪) | 8.1万/坪 (78.7坪) | 6.1万/坪 (165坪) |
| 玉川村駅 | - | - | 0.02万/坪 (454坪) |
| 野上原駅 | - | - | - |
| 山方宿駅 | 0.3万/坪 (348坪) | 0.5万/坪 (272坪) | - |
| 中舟生駅 | - | - | - |
| 下小川駅 | - | - | 0.7万/坪 (24.2坪) |
| 西金駅 | - | - | - |
| 上小川駅 | - | - | - |
| 袋田駅 | - | 0.28万/坪 (72.6坪) | 0.4万/坪 (233坪) |
| 常陸大子駅 | - | - | - |
| 下野宮駅 | - | - | - |
| 南酒出駅 | 5.4万/坪 (112坪) | - | - |
| 額田駅 | - | 1.3万/坪 (151坪) | 0.02万/坪 (469坪) |
| 河合駅 | - | - | - |
| 谷河原駅 | - | 0.3万/坪 (63.5坪) | 6.5万/坪 (136坪) |
| 常陸太田駅 | 4.6万/坪 (71.1坪) | - | 4.2万/坪 (238坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
上菅谷駅 2.3 万/坪(昨年同期比 +1922.3 ％)
上菅谷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.3万円/坪(0.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +1922.3％( +2.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 130.1 坪 (昨年 87.7 坪から +48.3 ％増)。
常陸大宮駅 2.4 万/坪(昨年同期比 -70.9 ％)
常陸大宮駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.4万円/坪(0.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -70.9％( -5.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(１年前(2024年)に比べて -30.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 197.9 坪 (昨年 78.7 坪から +151.6 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 7.8 分 → 2025年 45.3 分、+480.6 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示