【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年10月〜12月期の北陸新幹線 (飯山駅～軽井沢駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.1万円/坪(6.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +91.4％( +9.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 62 件(１年前(2023年)に比べて -21.5％( -17件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 145.9 坪 (昨年 157.1 坪から -7.1 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。上昇基調の駅が大きく上回った。長野駅、上田駅、佐久平駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは軽井沢駅で昨年に比べ +257.9 ％、坪単価は 39.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(軽井沢駅)は +257.9 ％(坪単価 +28.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(飯山駅)は -49.1 ％(坪単価 -3.0 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった軽井沢駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.2万円/坪(11.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +257.9％( +28.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 13 件(１年前(2023年)に比べて +8.3％( +1件/坪)と堅調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった飯山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.2万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -49.1％( -3.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2023年)に比べて +300.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 北陸新幹線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 飯山駅 | 3.2万/坪 (64.7坪) | 6.2万/坪 (96.8坪) | 4.0万/坪 (85.6坪) |
| 長野駅 | 20.1万/坪 (122坪) | 12.4万/坪 (99.4坪) | 17.8万/坪 (81.6坪) |
| 上田駅 | 14.9万/坪 (125坪) | 9.0万/坪 (228坪) | 7.5万/坪 (151坪) |
| 佐久平駅 | 8.4万/坪 (176坪) | 5.8万/坪 (155坪) | 15.1万/坪 (59.5坪) |
| 軽井沢駅 | 39.2万/坪 (201坪) | 11.0万/坪 (296坪) | 13.8万/坪 (260坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
軽井沢駅 39.2 万/坪(昨年同期比 +257.9 ％)
軽井沢駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.2万円/坪(11.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +257.9％( +28.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 13 件(１年前(2023年)に比べて +8.3％( +1件/坪)と堅調に推移しています。)。
平均土地面積は 200.7 坪 (昨年 296.5 坪から -32.3 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 53.7 分 → 2024年 36.3 分、-32.3 ％と大きく減少)
飯山駅 3.2 万/坪(昨年同期比 -49.1 ％)
飯山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.2万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -49.1％( -3.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2023年)に比べて +300.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 64.7 坪 (昨年 96.8 坪から -33.2 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 12.0 分 → 2024年 47.2 分、+293.8 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示