【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年7月〜9月期の北陸新幹線 (飯山駅～軽井沢駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.0万円/坪(3.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -18.8％( -2.8万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 57 件(１年前(2023年)に比べて -1.7％( -1件/坪)と僅かに減少しています。)。
平均土地面積は 152.1 坪 (昨年 144.5 坪から +5.3 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。飯山駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは飯山駅で昨年に比べ +97.5 ％、坪単価は 3.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(飯山駅)は +97.5 ％(坪単価 +1.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(軽井沢駅)は -61.3 ％(坪単価 -8.3 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 41.6 分 → 2024年 51.7 分、+24.4 ％と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった長野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.2万円/坪(5.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -12.2％( -2.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 25 件(１年前(2023年)に比べて +38.9％( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった飯山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.1万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +97.5％( +1.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 北陸新幹線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 飯山駅 | 3.1万/坪 (151坪) | 1.6万/坪 (153坪) | 4.0万/坪 (162坪) |
| 長野駅 | 19.2万/坪 (101坪) | 21.8万/坪 (102坪) | 15.3万/坪 (135坪) |
| 上田駅 | 8.2万/坪 (149坪) | 13.1万/坪 (128坪) | 6.0万/坪 (65.7坪) |
| 佐久平駅 | 5.0万/坪 (239坪) | 9.3万/坪 (144坪) | 8.1万/坪 (193坪) |
| 軽井沢駅 | 5.3万/坪 (268坪) | 13.6万/坪 (211坪) | 16.7万/坪 (207坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
飯山駅 3.1 万/坪(昨年同期比 +97.5 ％)
飯山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.1万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +97.5％( +1.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 151.3 坪 (昨年 152.8 坪から -1.0 ％減)。
軽井沢駅 5.3 万/坪(昨年同期比 -61.3 ％)
軽井沢駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.3万円/坪(1.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -61.3％( -8.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2023年)に比べて -71.4％( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 268.2 坪 (昨年 211.0 坪から +27.1 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 41.7 分 → 2024年 67.5 分、+61.8 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示