【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜6月期のJR大村線 (早岐駅～諫早駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.9万円/坪(3.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -0.2％( -0.0万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 55 件(１年前(2024年)に比べて -70.7％( -133件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 139.2 坪 (昨年 136.7 坪から +1.9 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。ほとんどの駅において下落した。川棚駅、新大村駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは彼杵駅で昨年に比べ +156.2 ％、坪単価は 8.6 万円/坪となった。
上位 2 駅(彼杵駅、岩松駅)は +145.2 ％(坪単価 +6.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(小串郷駅、諏訪駅)は -28.7 ％(坪単価 -2.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 20.4 分 → 2025年 18.1 分、-11.2 ％と減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2024年 5.9 ％ → 2025年 5.5 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった早岐駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.8万円/坪(4.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -1.0％( -0.2万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 6 件(１年前(2024年)に比べて -76.9％( -20件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった小串郷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.6万円/坪(1.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -41.8％( -3.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR大村線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 早岐駅 | 15.8万/坪 (110坪) | 16.0万/坪 (90.8坪) | 14.6万/坪 (138坪) |
| ハウステンボス駅 | - | 5.7万/坪 (234坪) | 8.4万/坪 (201坪) |
| 南風崎駅 | - | 19.1万/坪 (28.7坪) | - |
| 小串郷駅 | 4.6万/坪 (303坪) | 7.9万/坪 (131坪) | 4.0万/坪 (155坪) |
| 川棚駅 | 7.7万/坪 (114坪) | 6.1万/坪 (120坪) | 5.2万/坪 (57.5坪) |
| 彼杵駅 | 8.6万/坪 (133坪) | 3.4万/坪 (136坪) | 4.2万/坪 (220坪) |
| 千綿駅 | 0.9万/坪 (106坪) | - | 2.7万/坪 (114坪) |
| 松原駅 | 7.2万/坪 (62.0坪) | 6.7万/坪 (157坪) | 6.0万/坪 (185坪) |
| 大村車両基地駅 | 15.2万/坪 (72.6坪) | - | - |
| 竹松駅 | 11.9万/坪 (211坪) | 12.3万/坪 (162坪) | 12.1万/坪 (139坪) |
| 新大村駅 | 13.4万/坪 (35.5坪) | 10.0万/坪 (81.7坪) | - |
| 諏訪駅 | 13.2万/坪 (102坪) | 15.7万/坪 (89.6坪) | 15.3万/坪 (78.4坪) |
| 大村駅 | 10.8万/坪 (120坪) | 12.2万/坪 (143坪) | 15.3万/坪 (119坪) |
| 岩松駅 | 12.6万/坪 (65.0坪) | 5.4万/坪 (149坪) | 8.9万/坪 (142坪) |
| 諫早駅 | 13.3万/坪 (131坪) | 14.9万/坪 (141坪) | 15.2万/坪 (106坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
彼杵駅 8.6 万/坪(昨年同期比 +156.2 ％)
彼杵駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.6万円/坪(2.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +156.2％( +5.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -66.7％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 133.1 坪 (昨年 135.6 坪から -1.9 ％減)。
岩松駅 12.6 万/坪(昨年同期比 +134.2 ％)
岩松駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.6万円/坪(3.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +134.2％( +7.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -87.5％( -14件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 65.0 坪 (昨年 148.8 坪から -56.3 ％減)。
小串郷駅 4.6 万/坪(昨年同期比 -41.8 ％)
小串郷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.6万円/坪(1.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -41.8％( -3.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 302.5 坪 (昨年 131.2 坪から +130.5 ％増)。
諏訪駅 13.2 万/坪(昨年同期比 -15.6 ％)
諏訪駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.2万円/坪(4.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -15.6％( -2.5万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 8 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 102.1 坪 (昨年 89.6 坪から +13.9 ％増)。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 12.5 ％ → 2025年 12.5 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示