【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜12月期のJR佐世保線 (三河内駅~佐世保駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.7万円/坪(4.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -9.6%( -1.7万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 97 件(1年前(2023年)に比べて -7.6%( -8件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均土地面積は 101.8 坪 (昨年 115.1 坪から -11.5 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。大塔駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは大塔駅で昨年に比べ +88.3 %、坪単価は 25.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(大塔駅)は +88.3 %(坪単価 +11.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(佐世保駅)は -30.1 %(坪単価 -7.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 29.3 分 → 2024年 25.6 分、-12.6 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 1.0 % → 2024年 3.1 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大塔駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.4万円/坪(7.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +88.3%( +11.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2023年)に比べて +25.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった三河内駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.6万円/坪(1.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -6.5%( -0.3万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR佐世保線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 三河内駅 | 4.6万/坪 (60.5坪) | 4.9万/坪 (88.2坪) | 10.4万/坪 (71.1坪) |
| 早岐駅 | 16.0万/坪 (90.8坪) | 14.6万/坪 (138坪) | 14.7万/坪 (73.3坪) |
| 大塔駅 | 25.4万/坪 (203坪) | 13.5万/坪 (56.0坪) | 13.6万/坪 (65.8坪) |
| 日宇駅 | 14.9万/坪 (105坪) | 17.4万/坪 (123坪) | 15.9万/坪 (96.7坪) |
| 佐世保駅 | 16.5万/坪 (89.8坪) | 23.6万/坪 (101坪) | 19.3万/坪 (103坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
大塔駅 25.4 万/坪(昨年同期比 +88.3 %)
大塔駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.4万円/坪(7.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +88.3%( +11.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2023年)に比べて +25.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 203.0 坪 (昨年 56.0 坪から +262.7 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 11.5 分 → 2024年 19.2 分、+67.0 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2023年 25.0 % → 2024年 20.0 %)
佐世保駅 16.5 万/坪(昨年同期比 -30.1 %)
佐世保駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.5万円/坪(5.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -30.1%( -7.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 38 件(1年前(2023年)に比べて +8.6%( +3件/坪)と堅調に推移しています。)。
平均土地面積は 89.8 坪 (昨年 100.7 坪から -10.8 %減)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示