【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜6月期の西武新宿線 (西武新宿駅～東村山駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 207万円/坪(62.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +31.2％( +49.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 39 件(１年前(2024年)に比べて -85.7％( -233件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 41.2 坪 (昨年 51.1 坪から -19.4 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 13 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。全体的に上昇基調。高田馬場駅、下落合駅、鷺ノ宮駅、上井草駅、上石神井駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは高田馬場駅で昨年に比べ +84.2 ％、坪単価は 890 万円/坪となった。
上位 2 駅(高田馬場駅、上石神井駅)は +61.4 ％(坪単価 +232.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(井荻駅、田無駅)は -40.6 ％(坪単価 -67.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 2.2 ％ → 2025年 5.1 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった高田馬場駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 890万円/坪(269万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +84.2％( +406.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -77.8％( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった田無駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 78.0万円/坪(23.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -39.0％( -49.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて -87.5％( -21件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 西武新宿線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 西武新宿駅 | - | - | - |
| 高田馬場駅 | 890万/坪 (59.0坪) | 483万/坪 (70.9坪) | 571万/坪 (30.9坪) |
| 下落合駅 | 391万/坪 (33.3坪) | 323万/坪 (68.3坪) | 293万/坪 (29.2坪) |
| 中井駅 | 234万/坪 (22.7坪) | 255万/坪 (35.5坪) | 206万/坪 (49.2坪) |
| 新井薬師前駅 | 291万/坪 (37.8坪) | 243万/坪 (35.6坪) | 208万/坪 (38.9坪) |
| 沼袋駅 | 202万/坪 (45.4坪) | 205万/坪 (39.2坪) | 228万/坪 (35.8坪) |
| 野方駅 | 195万/坪 (66.6坪) | 187万/坪 (38.9坪) | 259万/坪 (39.6坪) |
| 都立家政駅 | - | 177万/坪 (31.8坪) | 201万/坪 (47.1坪) |
| 鷺ノ宮駅 | 228万/坪 (31.0坪) | 165万/坪 (61.3坪) | 198万/坪 (72.3坪) |
| 下井草駅 | 149万/坪 (46.9坪) | 182万/坪 (57.0坪) | 153万/坪 (50.6坪) |
| 井荻駅 | 118万/坪 (34.8坪) | 204万/坪 (34.8坪) | 177万/坪 (60.6坪) |
| 上井草駅 | 215万/坪 (31.8坪) | 164万/坪 (70.5坪) | 190万/坪 (121坪) |
| 上石神井駅 | 212万/坪 (39.8坪) | 153万/坪 (36.7坪) | 147万/坪 (72.1坪) |
| 武蔵関駅 | 185万/坪 (31.8坪) | 156万/坪 (68.3坪) | 135万/坪 (37.3坪) |
| 東伏見駅 | 147万/坪 (31.8坪) | 137万/坪 (55.1坪) | 129万/坪 (48.5坪) |
| 西武柳沢駅 | 107万/坪 (103坪) | 103万/坪 (70.5坪) | 104万/坪 (49.6坪) |
| 田無駅 | 78.0万/坪 (55.5坪) | 128万/坪 (61.3坪) | 128万/坪 (47.1坪) |
| 花小金井駅 | 99.2万/坪 (36.3坪) | 82.8万/坪 (55.8坪) | 99.2万/坪 (61.8坪) |
| 小平駅 | 90.7万/坪 (45.4坪) | 86.6万/坪 (41.5坪) | 87.5万/坪 (39.5坪) |
| 久米川駅 | 93.1万/坪 (29.5坪) | 79.7万/坪 (59.4坪) | 90.9万/坪 (46.4坪) |
| 東村山駅 | - | 76.0万/坪 (42.7坪) | 68.8万/坪 (59.4坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
高田馬場駅 890.0 万/坪(昨年同期比 +84.2 ％)
高田馬場駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 890万円/坪(269万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +84.2％( +406.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -77.8％( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 59.0 坪 (昨年 70.9 坪から -16.8 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 6.1 分 → 2025年 3.5 分、-42.7 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 33.3 ％ → 2025年 50.0 ％)
上石神井駅 211.6 万/坪(昨年同期比 +38.6 ％)
上石神井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 212万円/坪(64.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +38.6％( +58.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて -72.7％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 39.8 坪 (昨年 36.7 坪から +8.5 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2024年 11.8 分 → 2025年 13.3 分、+12.8 ％と増加)
井荻駅 117.9 万/坪(昨年同期比 -42.1 ％)
井荻駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 118万円/坪(35.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -42.1％( -85.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -83.3％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 34.8 坪 (昨年 34.8 坪から +0.0 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 8.5 分 → 2025年 15.0 分、+76.5 ％と大きく増加)
田無駅 78.0 万/坪(昨年同期比 -39.0 ％)
田無駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 78.0万円/坪(23.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -39.0％( -49.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて -87.5％( -21件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 55.5 坪 (昨年 61.3 坪から -9.6 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 12.1 分 → 2025年 15.3 分、+26.9 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示