【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期のJR可部線 (横川駅～あき亀山駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.1万円/坪(14.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +31.5％( +11.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(１年前(2024年)に比べて -58.6％( -17件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 115.7 坪 (昨年 110.6 坪から +4.6 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。梅林駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは可部駅で昨年に比べ +330.6 ％、坪単価は 20.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(可部駅)は +330.6 ％(坪単価 +15.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(横川駅)は -46.8 ％(坪単価 -48.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 39.3 分 → 2025年 15.1 分、-61.7 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 3.4 ％ → 2025年 8.3 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった安芸長束駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 99.2万円/坪(30.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +160.1％( +61.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -80.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となったあき亀山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.5万円/坪(2.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -13.6％( -1.0万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR可部線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 横川駅 | 55.5万/坪 (46.9坪) | 104万/坪 (96.4坪) | 72.7万/坪 (30.3坪) |
| 安芸長束駅 | 99.2万/坪 (90.8坪) | 38.1万/坪 (63.5坪) | 35.5万/坪 (56.3坪) |
| 下祇園駅 | 86.2万/坪 (41.6坪) | - | 129万/坪 (139坪) |
| 古市橋駅 | 69.0万/坪 (34.8坪) | - | - |
| 大町駅 | - | 46.1万/坪 (115坪) | - |
| 緑井駅 | - | 90.0万/坪 (54.5坪) | 66.1万/坪 (52.9坪) |
| 七軒茶屋駅 | - | 36.6万/坪 (40.8坪) | 37.3万/坪 (63.5坪) |
| 梅林駅 | 60.0万/坪 (130坪) | 39.6万/坪 (165坪) | 15.4万/坪 (9.1坪) |
| 上八木駅 | - | 31.7万/坪 (37.8坪) | 34.3万/坪 (40.8坪) |
| 中島駅 | 48.1万/坪 (66.6坪) | - | 44.1万/坪 (49.9坪) |
| 可部駅 | 20.1万/坪 (282坪) | 4.7万/坪 (182坪) | 6.2万/坪 (144坪) |
| 河戸帆待川駅 | - | 34.3万/坪 (81.7坪) | 25.7万/坪 (545坪) |
| あき亀山駅 | 6.5万/坪 (44.6坪) | 7.5万/坪 (105坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
可部駅 20.1 万/坪(昨年同期比 +330.6 ％)
可部駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.1万円/坪(6.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +330.6％( +15.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて -62.5％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 282.3 坪 (昨年 181.7 坪から +55.4 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 88.9 分 → 2025年 26.7 分、-70.0 ％と大きく減少)
横川駅 55.5 万/坪(昨年同期比 -46.8 ％)
横川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 55.5万円/坪(16.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -46.8％( -48.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 46.9 坪 (昨年 96.4 坪から -51.4 ％減)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示