【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜6月期のJR姫新線 (美作土居駅～新見駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.7万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +50.4％( +2.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 33 件(１年前(2024年)に比べて -78.7％( -122件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 137.2 坪 (昨年 131.5 坪から +4.4 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。院庄駅、美作落合駅、新見駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは勝間田駅で昨年に比べ +128.8 ％、坪単価は 11.7 万円/坪となった。
上位 2 駅(勝間田駅、院庄駅)は +107.6 ％(坪単価 +6.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(中国勝山駅、林野駅)は -27.5 ％(坪単価 -0.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 48.4 分 → 2025年 42.4 分、-12.4 ％と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 3.2 ％ → 2025年 6.1 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった院庄駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.6万円/坪(3.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +86.5％( +5.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(１年前(2024年)に比べて -64.7％( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった中国勝山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.7万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -32.9％( -0.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2024年)に比べて -77.8％( -14件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR姫新線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 美作土居駅 | - | 0.29万/坪 (111坪) | 0.8万/坪 (248坪) |
| 美作江見駅 | - | 0.11万/坪 (222坪) | 0.5万/坪 (137坪) |
| 楢原駅 | - | 0.09万/坪 (148坪) | 0.8万/坪 (393坪) |
| 林野駅 | 2.0万/坪 (201坪) | 2.5万/坪 (148坪) | 1.8万/坪 (97.2坪) |
| 勝間田駅 | 11.7万/坪 (93.8坪) | 5.1万/坪 (187坪) | 4.4万/坪 (112坪) |
| 西勝間田駅 | - | - | - |
| 美作大崎駅 | - | 1.0万/坪 (60.5坪) | 2.7万/坪 (148坪) |
| 東津山駅 | - | 6.6万/坪 (126坪) | 5.9万/坪 (259坪) |
| 津山駅 | 8.5万/坪 (190坪) | 8.6万/坪 (122坪) | 9.4万/坪 (120坪) |
| 院庄駅 | 12.6万/坪 (23.0坪) | 6.8万/坪 (119坪) | 5.6万/坪 (154坪) |
| 美作千代駅 | - | 1.8万/坪 (205坪) | 1.7万/坪 (303坪) |
| 坪井駅 | - | 2.0万/坪 (40.8坪) | - |
| 美作追分駅 | - | - | - |
| 美作落合駅 | 5.4万/坪 (107坪) | 3.9万/坪 (212坪) | 2.9万/坪 (161坪) |
| 古見駅 | - | 3.2万/坪 (245坪) | 7.2万/坪 (63.5坪) |
| 久世駅 | - | 5.4万/坪 (94.8坪) | 6.7万/坪 (137坪) |
| 中国勝山駅 | 1.7万/坪 (197坪) | 2.6万/坪 (98.8坪) | 3.4万/坪 (161坪) |
| 月田駅 | - | 0.10万/坪 (90.8坪) | - |
| 富原駅 | - | - | 0.5万/坪 (186坪) |
| 刑部駅 | - | - | - |
| 丹治部駅 | - | - | 1.7万/坪 (112坪) |
| 岩山駅 | - | - | 1.5万/坪 (99.8坪) |
| 新見駅 | 10.7万/坪 (79.3坪) | 6.6万/坪 (69.8坪) | 6.2万/坪 (121坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
勝間田駅 11.7 万/坪(昨年同期比 +128.8 ％)
勝間田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.7万円/坪(3.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +128.8％( +6.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -77.8％( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 93.8 坪 (昨年 186.7 坪から -49.8 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 75.8 分 → 2025年 61.5 分、-18.8 ％と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 11.1 ％ → 2025年 50.0 ％)
院庄駅 12.6 万/坪(昨年同期比 +86.5 ％)
院庄駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.6万円/坪(3.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +86.5％( +5.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(１年前(2024年)に比べて -64.7％( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 23.0 坪 (昨年 118.8 坪から -80.6 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 34.9 分 → 2025年 15.7 分、-55.2 ％と大きく減少)
中国勝山駅 1.7 万/坪(昨年同期比 -32.9 ％)
中国勝山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.7万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -32.9％( -0.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2024年)に比べて -77.8％( -14件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 196.6 坪 (昨年 98.8 坪から +98.9 ％増)。
林野駅 2.0 万/坪(昨年同期比 -22.1 ％)
林野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.0万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -22.1％( -0.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2024年)に比べて -55.6％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 201.2 坪 (昨年 147.7 坪から +36.2 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 89.3 分 → 2025年 72.8 分、-18.6 ％と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示