【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年4月〜6月期の鹿児島市電谷山線 (二中通駅～谷山駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.2万円/坪(13.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -42.5％( -32.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(１年前(2024年)に比べて -79.3％( -23件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 49.6年(昨年 29.1年から +70.3 ％増)。平均土地面積は 39.1 坪 (昨年 88.8 坪から -56.0 ％減)。平均建物面積は 25.2 坪 (昨年 64.4 坪から -60.9 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(谷山駅)は -37.1 ％(坪単価 -29.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(郡元駅)は -71.5 ％(坪単価 -47.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 19.0 分 → 2025年 16.7 分、-12.4 ％と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 6.9 ％ → 2025年 33.3 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 29.1 年 → 2025年 49.6 年、+70.3 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 27.6 ％ → 2025年 83.3 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった谷山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.5万円/坪(15.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -37.1％( -29.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2024年)に比べて -66.7％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった郡元駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.9万円/坪(5.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -71.5％( -47.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -90.9％( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 鹿児島市電谷山線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 二中通駅 | - | - | 103万/坪 (45.3年/28.7坪) |
| 荒田八幡駅 | - | 101万/坪 (48.8年/75.6坪) | - |
| 騎射場駅 | - | 67.6万/坪 (24.3年/34.8坪) | - |
| 鴨池駅 | - | - | - |
| 郡元駅 | 18.9万/坪 (42.3年/25.7坪) | 66.3万/坪 (37.5年/75.1坪) | 81.5万/坪 (23.0年/64.9坪) |
| 涙橋駅 | - | 84.1万/坪 (35.3年/39.3坪) | - |
| 南鹿児島駅前駅 | - | - | 150万/坪 (0.25年/36.3坪) |
| 二軒茶屋駅 | - | - | - |
| 宇宿一丁目駅 | - | - | - |
| 脇田駅 | - | - | - |
| 笹貫駅 | - | 106万/坪 (0.25年/28.7坪) | - |
| 上塩屋駅 | 48.1万/坪 (48.3年/27.2坪) | 97.6万/坪 (2.3年/54.5坪) | - |
| 谷山駅 | 49.5万/坪 (51.8年/45.4坪) | 78.7万/坪 (22.8年/120坪) | 96.1万/坪 (18.6年/52.5坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
谷山駅 49.5 万/坪(昨年同期比 -37.1 ％)
谷山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.5万円/坪(15.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -37.1％( -29.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2024年)に比べて -66.7％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 51.8年(昨年 22.8年から +127.5 ％増)。平均土地面積は 45.4 坪 (昨年 120.0 坪から -62.2 ％減)。平均建物面積は 23.1 坪 (昨年 57.7 坪から -60.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 25.2 分 → 2025年 18.8 分、-25.7 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 33.3 ％ → 2025年 25.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 22.8 年 → 2025年 51.8 年、+127.5 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 25.0 ％ → 2025年 75.0 ％)
郡元駅 18.9 万/坪(昨年同期比 -71.5 ％)
郡元駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.9万円/坪(5.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -71.5％( -47.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -90.9％( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 42.3年(昨年 37.5年から +12.9 ％増)。平均土地面積は 25.7 坪 (昨年 75.1 坪から -65.8 ％減)。平均建物面積は 42.4 坪 (昨年 85.0 坪から -50.2 ％減)。
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 37.5 年 → 2025年 42.3 年、+12.9 ％と増加)
- 駅からの平均距離が増加(2024年 16.7 分 → 2025年 20.0 分、+19.6 ％と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 27.3 ％ → 2025年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示